アンチイケハヤ?
サラリーマンがオワコンかオワコンじゃないかなんて、正直おしりのそばかすぐらいどうでもいい。
単純にこの人はイケハヤに反論したいだけのような気がするけど、それも私にとってはどうでもいい。
イケハヤの言っていることは確かに極端な部分もあるけどこの人の言っていることもかなり極端だと思う。
一つ一つについて自分の感想を述べたい。
【サラリーマンがぜんぜんオワコンじゃない理由】
・仕事できなくても毎月定額給料もらえる
→確かにその通りだが、仕事ができない人の負担を仕事ができる人が負っている状態は不健全だと思う。
・社会保障などの充実
→これはその通り。厚生年金、健康保険、雇用保険、労災保険、そこそこの規模の会社は加入義務があるので、サラリーマンとしてその恩恵を受けている人は大規模いるのは間違いない。サラリーマン優遇の政策でしょう。
・お金もらいながら仕事を教われる
→これは新入社員のうちは特にそうでしょう。ただ、教わることがなくなった会社にいる人はどうなる?
・大きな仕事ができる
→大きな会社なら、という前提付き。
・会社の信用力・ブランド力で仕事できる
→これも大きな会社、それなりの老舗、の前提付き。
・有休・育休・産休などがとれる
→ブラック企業だとありえない。
・経費を自分で払わなくていい
→これもブラック企業だと怪しい。
・交通費がもらえる
→これもブラック企業は怪しい。前に自分が勤めていた会社ではガソリン代は出すけど、そのほかの車の維持費は出さないという方針だった。月に5000キロ走っても。
・仕事で失敗しても社員はノーリスク
→微妙。労働基準法上、クビにはできないだろうけど、減給や明らかな肩たたき、左遷等ありうる。イケハヤに言わせれば、通常の転勤ですら、ハイリスクか?
・事務所などもオフィス経費も負担なく使える
→これは確かにある。試験勉強をする際に事務所をよく使っていた。エアコンをガンガン効かせられるから。
・後輩、同僚、先輩、取引先、顧客から様々な情報をもらえる
→これは微妙。独立しても情報の集まる人には集まると思う。逆にサラリーマンをしていても何も知らない人は知らない。
・住宅ローンの審査などが通りやすい
→確かにその通り。
・病気の時に他の社員に仕事を代わってもらえる
→これは微妙。仕事のできる人は変わりがいない場合もあり、葬式でも休めないなんて話を聞くことがある。
記事としては、サラリーマンをもてはやすわけでもくさすわけでもなく、それぞれの人が優秀になることが大事だと言っているからその意見には超同意です。
私が何よりも嫌いなのは、子供を公務員にさせたがる親。その子供自身が努力して公務員になること自体は全然いいと思うのですが、楽だからという理由だけで子供を公務員にさせようとする親の意見は大嫌い。
たとえ公務員でも大変な仕事をしている人はいるだろうから、まずそういった人への侮辱になる。そして、大企業でリスクをとりながら安定を確保している経営者たちへの侮辱にもなると思う。そして、そんな楽だからという理由を子供に押し付けようとすることが教育と思っている馬鹿らしさ。
上記のサラリーマンがオワコンじゃない理由の中に一部そういった感じの表現があり、この記事が気になりました。
サラリーマンもサラリーマンじゃない人も頑張ろう!
自分も頑張ろう!