北海道の地震について思うこと

今回の北海道の地震に関する情報の中で最も心に残ったのが、

「電気が無ければ人が死ぬんですよ」

という言葉。


もはや生活において当たり前すぎて、その存在がほとんど空気や水と変わらないぐらいのレベルだから、それ(電気)がなくなった時にどういったことになるのか、それはやはり十分議論されるべき問題なのだろうと思う。

私自身、建築に携わってきた人間で建築現場でも電気工事の重要性というのは高まっていることは実感していた。

現場では電気屋というのは強電(通常の電気を流すもの)と弱電(電話、テレビ等)にわかれる。

規模の大きな建物や、先進的な設備を多く含む建物ほど弱電が多く、その弱電も強電を送らなければ動かない。近頃では水道や下水にだってポンプを回して流すものだって当たり前にある。そのポンプだって電気でまわす。


北海道のような地域では、寒さ対策にも電気が必要になる。

近頃の暑さも日本全国エアコンが無ければどうにもならない。


原発はその安全性も含めて簡単に再稼働できるわけではないだろうけど、電力の安定供給についてはおおいに議論されるべき話だろうと思う。


なのに、総裁選でその話題があまり出ないのはどうかな~と思いますね。

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