股関節のつまり解消エクササイズ

みなさんこんにちは！！パーソナルトレーナーの重成です。

私事ですが、今回のこの記事を持ちましてこの運動療法マガジンでの執筆を終了させていただくことになりました。
みなさまありがとうございました！！

業界を去るわけではないので、今後とも患者様たちの健康のために一緒に尽力していきましょう！！

さて、本題に入ります！！

今月のテーマは『股関節』になります。

股関節は多くの怪我に関連する関節ですし、問題の起こりやすい関節になります。

股関節が十分に柔軟性を持っている方は限りなく少ないのではないでしょうか。

少なくともどこか怪我をしている方や皆さんのもとに来られる患者様たちは股関節の柔軟性は十分ではないでしょう・・・

ですので今回の私の記事では、股関節のつまりの原因を理解し、柔軟性をどのように獲得していくべきか解説させていただければと思います。

股関節基礎解剖

まずは股関節の基礎解剖から確認していきましょう！！

股関節とは大腿骨と寛骨で骨頭の受け皿になる深いお椀の形をした臼蓋との組み合わせでできた、球関節です。非常に多様な関節運動が可能になります。

正常な股関節では、寛骨臼が骨頭の約4/5を包み込むことで関節を安定させています。通常歩行に問題がなければ普通に歩くだけでも体重の3～4倍の力がかかるといわれています。

例えば体重70kgの方が歩行するだけで210〜280kg近くの負荷がかかるということです。すごい負荷がかかることがわかりますね！！