短歌

葉の影に
隠れたつもり
でも無理よ
可愛いお尻
丸見えですよ

毎年、庭の小さなみかんの木に
アゲハが卵を産みにくる
小さいうちは黒いのに
いつの間にか青虫になる

忙しい家族は、彼らの存在に
気付かないけれど
落ちているフンを見れば
居ることが分かる

どこが目なのか？お尻なのか？
詳しいことは知らないけれど
見つけた時はちょっと嬉しい

蛹になった姿を見つけたことはない

でも、たまに飛んでくるアゲハ蝶
こんなに立派になって、、、
会いに来てくれたの？
っと、嬉しく思う

成長を見れること、見守れることに
とても幸せを感じる
子ども達が育ち、孫が産まれ
また、楽しみが増えた

かくれんぼをして遊ぶのは
もう少し先かもしれないけれど

空を仰いで青さに感動したり
雲の動きを眺めたり
草木の鮮やかな色合いに見惚れたり
そういう時間が好き

それを楽しめる自分が嬉しい
ちょっと心に余裕がある気がして
幸せありがとう。って言いたくなる