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さまざまなプロモーションや記録の映像

ここでは製品や作品、空間など、さまざまな記録映像を紹介していきます。
メインはカメラで撮影、編集したものになりますが、コマ撮りやCGで制作しているものも入っています。
今後、作品のポートフォリオを制作するときの参考にしてみてください。

1|製品のプロモーション映像

PrinCube|世界最小のモバイルカラープリンター
CAMPFIREで3億円の資金を集めたPrinCubeのプロモーション映像。
大まかな使い方と出来ることを最低限の構成でテンポ良く見せている。


Castlery|Bedside Table
全体のカット、アップ、機能性を短く繋いだプロモーション映像。SNSで見せるなら、もう少し見たいと思わせるぐらい、思いきり短くした方が良い。


JennsMistake(YoutubeのDIYチャンネル)|TV CONSOLE
テレビ台のメイキング映像。美しい絵作りと手書きのテロップで、ゆっくり上品に見せている。展示で実物と合わせて上映する場合は、これぐらいゆっくりした構成が良いと思います。


Louis Poulsen|ペンダントライト
デンマークの照明ブランド、ルイスポールセンのプロモーション映像。製品そのものというよりは、環境を見せたり思想を感じさせるものが多い。ルイスポールセンのHPには、他にも3DCGで作ったゴリゴリのグラフィカルな映像もあり面白いです。


MUJI無印良品|Compact Life(Acrylic/MDF storage)
コマ撮りで作られたプロモーション映像。白バックを基調した絵作りからは、無印らしい清潔感のある印象をうける。またコマ撮りの動きはテンポ良く、同時に温かみや優しさも感じられる。


2|Apple iPhoneのプロモーション映像

Apple|iPhone4 TVCM(2010)
白バックに手で持って操作しているだけのシンプルのプロモーション映像。iPnoneが画期的だったのは、手の動きに連動する感覚的なUI(ユーザーインターフェイス)でした。初期の頃は手とUIの動きだけで構成し、余分な情報を削ぎ落とすことで、iPhoneの画期性を際立たせているものが多かった。


Apple|iPhone5s TRAILER
製品のCGと制作者のインタビューで構成さたプロモーション映像。他社のUI技術が追いついてくると、製品のディテールの美しさを見せる映像が多くなってくる。シンプルなライティングでゆっくりと製品を見せることで、プロダクトの美しさが際立っている。


Apple|iPhone8(PRODUCT)RED model
フルCG。モーショングラフィックのような照明を、プロダクトへの映り込みを通して見せることで、製品の形の美しさとスタイリッシュなブランドイメージを同時に印象つけている。


3|作家による作品の記録映像

小松宏誠|雨のうた
鳥の羽を使ったキネティックアートで知られるアーティスト 小松宏誠さんの空間インスタレーションの記録映像。作品自体も非常に美しいが、記録映像もひとつの作品のように美しくまとまっている。


大西景太|releasers
音楽をビジュアル化したアニメーションで知られる映像作家 大西景太さんの空間インスタレーションの記録映像。アニメーションがメインの大西さんだが、さすが記録映像も上手い。是非HPからアニメーションも見て欲しい。


AKI INOMATA|"Festival ]interstice[ 14" ABBAYE-AUX-DAMES, Caen, France
ヤドカリなど自然界の生き物と共生した作品で知られる現代美術家 AKI INOMATAさんの展示記録映像。おそらくプロのカメラマンによる撮影だと思うが、作品も非常に美しく、人々の表情も素晴らしく撮影されている。人物を撮影するのは本当に難しい。


記録やプロモーション映像は、作品を補足する存在です。作品をよりよく伝えるために、イメージやトーンだけでなく、どんな相手が、どんな状態で見るのか、見る環境やメディアなども考えて編集しましょう。