マウスとキーボードについて
パソコンにとって、もっとも基本的な入力装置
それがマウスとキーボードです。
あまりに基本的なので
無意識的に使っている人も多いかもしれません。
しかしながら複雑なソフトウェアを扱う場合
それぞれの操作方法を正しく理解していないと
ボタンのかけ違いのようなことが起こってしまいます。
知っていることが多いと思いますが
一度丁寧に、確認していきましょう。
1|マウスについて
Source: apple.com
マウスにはいろいろな種類があります。
上の画像はAppleのMac用のマウスです。
よく見るマウスは左右に2つのボタンがありますが
これは一見、ボタンがないように見えます。
しかし、押してみると
ちゃんと左と右でカチッと押せるようになっています。
他にもボタンの多いゲーミングマウス
ノートパソコンのタッチパッド
ペンタブレットで操作しているという人もいるかもしれません。
入力装置によって
独自に便利な機能が備わっているものも多いですが、
ここでは全ての装置で共通する
4つの基本操作について解説します。
・クリック
・右クリック
・ダブルクリック
・ドラッグ
1-A|クリック
マウスで言うと、左側のボタンをカチッと1度押すことです。
もっとも基本的な操作で
「選択する」「決定する」などの操作に使います。
左クリックと書かれている場合もあり
これは右クリックと混同しないように強調している場合が多いです。
1-B|右クリック
マウスで言うと、右側のボタンをカチッと1度押すことです。
左クリックのサブ的な用途で使われることが多く
いろいろな「情報や選択肢を表示する」などの操作に使います。
1-C|ダブルクリック
マウスで言うと、左側のボタンをカチカチッと2度押すことです。
「ファイルを開く」などの操作に使います。
ときどき、なんでもかんでもダブルクリックする人を見ますが
ほとんどの場合はクリックで良いです。
ソフトウェアによって、クリックとダブルクリックでは
異なった反応をする場合があるので意識して使い分けましょう。
1-D|ドラッグ
マウスで言うと、左側のボタンを押し続けながら移動させることです。
「ファイルを移動する」「選択範囲を設定する」などの操作に使います。
2|キーボードについて
Source: apple.com、microsoft.com
上の画像はAppleのMac用キーボードで
下の画像はSurfaceのWindows用キーボードです。
よく見るとキーの配置や表記に少し違いがあります。
ほとんどのソフトウェアは、基本マウス入力のみで操作可能で
キーボードはテキストや数値を打つ用途に使われます。
しかし、キーボードの役割はそれだけではありません。
多くのソフトウェアはショートカットと呼ばれる
キーボードを使った操作方法も備えています。
ショートカットは、
マウスを使った入力よりも、素早く操作できるので
作業のスピードが格段に上がります。
またショートカットのみで使える機能などもあります。
ここではショートカットと関わりの深い
4種類のキーについて解説します。
自分の使っているキーボードと見比べながら、確認していきましょう。
・英数とかなの切替え
・矢印キー
・バックスペースキー
・組み合わせて使うキー
2-A|半角英数と全角かなの切替え
テキストの入力を「半角英数」と「全角かな」に切り替えるキーで
MacとWindowsではキーの位置や、切り替え方法が違っています。
Windowsが左上のキー、Macが下の2つのキー
Windowsでは【半角/全角】キーを押すことで
「半角英数」と「全角かな」が切り替わります。
Macでは【英数】キーを押すと「半角英数」になり
【かな】キーを押すと「全角かな」になります。
ソフトウェアによっては、入力が半角でないと
ショートカットが使えない場合があります。
操作しているパソコンのテキスト入力が
半角なのか、全角なのか
意識しながら操作をしていきましょう。
2-B|矢印キー・方向キー
MacとWindowsで、だいたい同じ位置に配置されている
テキストを打つ場合、押した方向にカーソルを移動させます。
グラフィック系のソフトウェアでは
マウスよりも微細な動きで、微調整に使う場合が多いです。
上矢印、下方向などと指定します。
2-C|バックスペースキー
MacとWindowsで、だいたい同じ位置に配置されている
テキストを打つ場合、カーソルの前の文字を1文字削除します。
グラフィック系のソフトウェアでは
選択した要素を削除することが多いです。
2-D|組み合わせて使うキー
Macは左上から、【shift】【option】【command】キー
Windowsは左上から、【shift】【ctrl】【alt】キー
主に他のキーと組み合わせて、ショートカットなどに使うキーです。
【shift】は、MacとWindowsで名前、配置と共通ですが
Macの【option】が、Windowsの【alt】にあたり
Macの【command】が、Windowsの【ctrl】にあたります。
名前だけでなく、配置も異なっているので、非常にややこしいです。
ショートカットの例としては、
パソコンでよく使われるコピー&ペーストの場合
・コピー
Mac:【command】+【C】 | Win:【ctrl】+【C】
・ペースト
Mac:【command】+【V】 | Win:【ctrl】+【V】
複数のキーを押す場合のポイントですが、
全てのキーを同時に押すのではなく、
【command】や【ctrl】など、英数以外のキーを先に押し
最後に英数を押すようにすると誤操作がありません。
先に英数を押してしまうと、
その瞬間にテキストが打たれてしまいます。
まとめ
ここではソフトウェアを扱うために
前提となるマウスとキーボードの操作を紹介しました。
マニュアル的な読み物はどうも眠くなりますね。