パソコンで作業するときの注意
パソコンを使った作業でよく起こるトラブルがデータの紛失です。
丸1日かけて作ったデータが
見つからなくなった、、、
誤って上書きしてしまった、、、
という経験は誰もが必ず通る道です。
そのなかには取り返しのつかないデータもあるでしょう。
(自分も過去に作品を紛失してしまった経験があります)
そうしたトラブルを避けるために
日頃からデータを整理するように心がけましょう。
1|フォルダを使い整理整頓を
パソコンの初心者は、作ったデータを
デスクトップやハードディスクに無秩序に置きがちです。
たとえば自分の部屋のように考えてください。
家の鍵や、スマホの充電器ケーブル
お気に入りの本や、ホチキスの替え芯は
置く場所をしっかり決めておかないとなかなか出てきません。
あるいは急に誰かが訪ねてくるということもあるかもしれません。
散らかった部屋は、見る方も気まずいものです。
これと同じように自分のパソコンも
プライベートのデータと大学のデータが混在しないように
まず大学用のフォルダを作り
その中に授業ごとのフォルダをつくり
さらに課題ごとのフォルダを作るなど
自分なりのルールをしっかり作って
整理整頓を心がけながら作業しましょう。
2|データ名はわかりやすく
これも非常に重要で
「名称未設定」「〜のコピー」「1」など
その場しのぎの適当な名前でデータを作っている人をよく見かけますが
これはさまざまなトラブルの元になります。
パソコンの世界にあるデータは
現実世界のように形を持った物質ではなく
触ることのできない、形のない情報です。
ここで頼りになるのは名前だけです。
最初は面倒な気もしますが
名前付けを怠っていると
後でもっと面倒なことになります。
なるべく丁寧に名前をつける習慣をつけましょう。
3|できればデータ名は半角英数で
ほとんどの日本人はパソコンのデータ名を
全角の日本語でつけて管理しています。
たしかに日本語の方がパッと見やすいです。
しかし日本語でつけたデータは
WindowsとMacの間でデータの受け渡しをする時に
稀に文字化けを起こすことがあります。
そのため、集団で作業をすることの多いプロは
(特に映像やゲーム業界は)
データ名を半角英数でつけるのが暗黙のルールになっています。
また半角でも「.(ピリオド)」「 (スペース)」も避ける傾向があります。
読みやすくするためにスペースをとりたい場合は
「_(アンダーバー)」を使います。
例:cga_kadai_01_0426
何日もかけてデータを作っていく場合
このように最後に日付けをつけて履歴を残しておくのも有効です。
こうしておくと、最新のデータに何か問題があった場合
過去のデータに戻ることができます。
まとめ
パソコンで作業するときの注意を紹介しました。
・データ名はわかりやすく
・フォルダで分類し、整理整頓をこころがける
・さらに半角英数だと安心
ひとつひとつ丁寧に作業をしていきましょう。