入院～退院

2021.6.24入院～2021.6.29退院
の5泊6日間入院していました。

当初の診断では、
3泊4日か、4泊5日の予定でした。
手術前の診断でも、癌の大きさも
4mmぐらいで小さいし、
リンパ節に転移している可能性が低いので、センチネルリンパ生検を
して、部分切除で手術は終わりでしょうという見解でした。

でも、センチネルリンパ節生検で
リンパ節に転移してる可能性が
出てしまい、手術でリンパ節を全部取りきる腋窩リンパ節郭清をしたのです。

ただ、手術直後に主人は、主治医からその旨を説明して貰えていたの
ですが、そのことを私に伝えてませんでした。

ので、私はまさか腋窩リンパ節郭清をしているとも思っていないので、
退院は、3泊4日か5日には帰れると思い込んでました。

　手術して2日ぐらいした時に、
退院計画書を見たときに、退院日が
手術4日後になってて長いなぁ～と
思いました。ふと看護師さんに、
「退院は、6月29日になるんですか？」
と。看護師さんは、
「腋窩リンパ節郭清もしたからねぇ～傷の治り具合とかで～」
と言われて私は頭が真っ白になりました。

「えっ(￣□￣;)!!腋窩リンパ節郭清」
「えっ転移してたってこと！？」

すぐに主人に連絡を取りました。

主人に聞くと、手術でセンチネルリンパ節生検して、リンパ節に転移の可能性があり、腋窩リンパ節郭清をしたと。

腋窩リンパ節郭清で、転移した
がん細胞は、取りきれていることを確認はできているが、2週間後の病理検査診断で確定が出ることだと。

効果は少ないかもしれないが、
抗がん剤をしたほうが良いと。

「なんで、言ってくれなかったの～！！」と、転移していた事実の怖さ、抗がん剤をしなくてはいけない怖さを、言えなかった主人の優しさを無視して、声を圧し殺し、泣きながらせめてしまいました。

その後は、もう二日間ぐらいは、
病室の天井を見ながら、静かに泣いていました。

傷も治ってきて、退院日を迎えました。

6.24～6.29 入院手術
センチネルリンパ節生検
腋窩リンパ節郭清
左乳房部分切除
5泊6日の大部屋入院
62,660円

※手術日を主治医と決める際に、
入院退院日は、月をまたがない
ようにするのをオススメします。
月をまたぐと医療費も、月単位の
限度額を自己負担しないといけないので、かなり金額は違ってきます。

退院後の生活は、
食事制限はありません。
運動制限もありません。
入浴は、2週間後の診察までシャワーのみ。
コロナ禍なので、コロナ感染には気を付けるようとの事でした。

やっと自宅に帰れます。

この退院以降は、泣くことは
ありませんでした。
前に進まないといけないから。