喜界島の青と緑とオレンジ
喜界島は、鹿児島県奄美大島の東約20kmの距離に位置する有人島です。サンゴ礁が隆起してできた島で、現在も年間2mmずつ隆起しています。
筆者は、奄美大島の出身です。奄美群島の有人島は、奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島ですが、喜界島だけは1度も行ったことがありませんでした。
そこで、2022年の9月に家族で奄美大島に帰省した折、喜界島まで足を伸ばそうと思い立ち、奄美から飛行機で訪れました。
妻と2歳の娘、高齢の義理の母との旅行ということもあり、自由に写真を撮る機会は多くありませんでしたが、それでも喜界島の魅力が伝わるような写真が数枚残っていました。
「旅のフォトアルバム」の企画に乗っかり、この島ならではの風景を紹介します。
樹齢100年・手久津久のガジュマル
手久津久集落の外れにあるガジュマルの巨木。車で順路に沿って向かいましたが、最初は見つけられずに通り過ぎてしまいました。戻って茂みを注意深く見ながら進むと、少し奥まったところに発見。
木の幹や根、葉っぱ縦横無尽に広がる圧巻の佇まい。 命の力強さを感じました。
喜界島の絶景スポットといえばシュガーロード(サトウキビの一本道)
島の北に向かって広がるさとうきび畑に続く一直線に通じる一本道がシュガーロードです。 島1番の写真スポットでもありますが、筆者が旅行した時は誰もいませんでした。 さとうきび畑が続くなだらかな坂道を眺めながら、視界の上には青空が広がります。 忘れられない風景ですね。
視線の左側には、さとうきび畑の上に鳳が舞っていました。
珊瑚礁のリーフに囲まれた海水浴場・スギラビーチ
島で一番大きな海水浴場です。夕方に訪れましたが、波がとても静かで、入江の中はプールのようでした。まだ海が苦手な娘にとってはちょうど良かったです。
空港の滑走路の隣にあるビーチなので、泳ぎながら飛行機の離着陸を見ることができる 珍しいビーチでもあります。
終わりに
実は次の日、台風接近に伴い、予定を半日切り上げて後ろ髪を引かれる思いで奄美大島へ戻りました。またいつかゆっくり再訪したいものです。
美しい風景だけでなく、ゴマやヤギ料理、焼酎や黒砂糖など、特産品も魅力的な喜界島。 近隣の島とは一味違った雰囲気を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。