【40回開催記念】ババロコ殿堂振り返り【デッキレシピ×20】
ババロコ殿堂とは
ついにババロコ殿堂が第40回を迎えました。めでたい。
ババロコ殿堂とは、トーナメントセンターバトロコ高田馬場でロロたんぬ氏によって開催されている、非公式の殿堂レギュレーションの大会です。
殿堂レギュレーションとは、簡単にいえばDPシリーズからスカーレットバイオレットシリーズまでの19,000枚以上のカードプールから、後述する殿堂ポイントに従ってデッキを組み、対戦を行うルールです。
余りにも選択肢が多いため、スタンダードレギュレーションでは表現できないコンボや、先攻1ターン目にデッキのカードすべてを引ききることができたりしてしまう、恐ろしいレギュレーションです。
エクストラのカードプールでも、エレキレインやディアルガワンショットなど、極悪なデッキが組めてしまうので、殿堂まで拡張するとそれはもう環境を破壊しかねないデッキがたくさん生まれます。
それを抑止するために、公式で殿堂ポイントというものが設けられております。
殿堂レギュレーションのデッキを組む際は、デッキ内のポイントが合計4ポイントに収まるように組まなくてはなりません。
この表を見てピンとくる人は多いと思います。そう、スカーレットバイオレットはおろか、ソードシールド、サンムーンシリーズのカードが何一つ制限がかかっていないのです。前述のエレキレインや、エクストラでは禁止となってしまった超越ガブギラ、ブジンワンキル、余裕で組めます。
月一ペースで新弾が発売されている昨今、日々拡張されるカードプールに公式が追い付けていないのです(追いつけないんだから3か月に1回に戻してほしい)。
そこで、現在のカードプールから生まれる極悪なデッキを規制するため、独自に殿堂ポイントを制定したのがババロコ殿堂です。
何度かポイント改定されていますが、現在のポイント一覧は以下(小さくしたので詳しく見たい方は元記事を参照のこと。
https://taiatari.net/consideration/14461/
要は、健全に遊べる殿堂レギュレーションということです。それだけ分かっていただければ問題ありません。
使用デッキ振り返り
ババロコ殿堂は晴れて第40回を迎えましたが、実はわたし、40回皆勤賞なんです。
キリもいいので、全40回で使用したデッキレシピを全て振り返ろうと思います。
01.~25.過去デッキ
第1回~第25回までのレシピはこちら。
レシピ振り返りにあたり、以下の2観点(独断と偏見)で評価しています。
また、今回は、ババロコ殿堂で用いたデッキに加え、同じ殿堂ポイントを採用した、だめいぬさんのイベント、殿レボで用いたデッキも紹介します。(レシピ数のカサましのためです)
https://x.com/Dameinu_poke/status/1630936759499657217
それでは、いきましょう!
0a.ビクティニウィニー
殿堂度:☆☆★★★
ガチ度:☆☆☆★★
戦績:2-1
殿堂ポイント:回収ネット+ジャンクアーム
ババロコ殿堂ポイントに加えて、レベルボールで持ってこれるポケモンのみの制限がかかったレギュレーション。
HPが(基本的に)最大で90しかないので、それ以上の火力をいかにコンスタントに出せるかが重要。今回はビクティニの「Vビート」「Vジェネレート」を選択した「しょうりのねがいぼし」デッキ。いのちのしずくをジャンクアームで使いまわせるとGOOD!
26.サンダーバレット
殿堂度:☆☆★★★
ガチ度:☆☆☆☆★
戦績:3-0
殿堂ポイント:ユクシー+回収ネット2
強化拡張パック「Pokémon GO」発売後のババロコ殿堂。「エレキシンボル」のサンダーに焦点を当てたデッキ。
スタンダードレギュレーションではベンチが広げられないために1体しかサンダーを置けないことが多いですが、ババロコ殿堂の環境では、特殊エネルギーデッキにはデンジュモクGX、たねポケモン主体デッキにはサンダースEX、ワンショット系にはクワガノンVでグッズロックと、1体で詰ませる可能性が高いので、存分にサンダーを設置できます。
光ってるから、という理由でダブル無色エネルギーではなくツインエネルギーを採用したところ、ライコウVがワザをうてなくて少し困ったので反省。(プテラGXに苦しんだ。)
27.ロスト否定トゲキッスVMAX
殿堂度:☆☆☆☆★
ガチ度:☆☆☆☆☆
戦績:3-0
殿堂ポイント:ジャンクアーム4
拡張パック「ロストアビス」発売直後のババロコ殿堂。久しぶりにスタンダードにロストゾーンが返ってきた時期になります。
当然、殿堂のパワーで強化された「ロストマイン」ヤミラミや「ロストリンク」ミュウデッキ、「じげんだん」ルカリオデッキなどを持ち込む人が多いと予想。それらに対して存分にメタを張ったデッキとなります。
「ロストマイン」と「じげんだん」は闘抵抗を持つトゲキッスVMAXとまんたんのくすりで対策。「はなえらび」もオカルトマニアで止めます。ジャンクアームで使いまわせるのが非常に強い。
「ロストリンク」のミュウは、こうかくレンズをつけたラティオスの「ブレイクスルー」で2体倒せると、ロストシティで復帰不可となります。
40回開催されたババロコ殿堂の中で、最も環境をメタることができたデッキといっても過言ではないでしょう。
0b.太陽ソルルナ
殿堂度:☆☆☆★★
ガチ度:☆☆☆★★
戦績:3-0
殿堂ポイント:ユクシー+回収ネット2
ここで一旦殿レボを挟みます。
前述のとおり、タイミングとしては「ロストアビス」直後。ここでもヤミラミが大きな課題となります。レベルボールカップということもあり、VMAXなどの大物で受けることができません。
そこで白羽の矢がたったのが、「たいようのけいじ」エーフィ。相手のHPは90以下のため、ルナトーンが殴るために必要なエネルギーは3つで十分。残りのエネルギーは他のポケモンにつけておけば、「ロストマイン」の効果を受けなくなります。
殿堂レギュレーションには、たくさんのルナトーンやソルロックがいますが、なんだかんだ直近環境のこやつらが一番強いですね。
28.ホタルスイクン
殿堂度:☆☆☆☆☆
ガチ度:☆☆☆☆★
戦績:2-1
殿堂ポイント:ユクシー2
最近、特性に頼ったデッキや、ワンショット系統が多いなぁ、毎ターンオカルトマニア打ちたいなぁ、で生まれたデッキ。
スイクンVの「しゅんそく」、ポケパワー「セットアップ」、特性「かくしふだ」など、ドロサポを使わず縦引きする手段を多く用意しておくことで、バルビートの「ひかりでみちびく」で山札の一番上においたサポートを使いまわす、というコンセプト。「ブリザードロンド」と、ベンチを埋めるイルミーゼの「かおりでみちびく」が相性がよいため、ある程度火力も担保されているのがGOOD。
最終戦は、毎ターンオカルトマニアを打ったのになぜか「HAND」デッキに負けました。
29.かがやくジラーチ
殿堂度:☆☆★★★
ガチ度:☆★★★★
戦績:1-2
殿堂ポイント:ジャンクアーム4
1本目のビクティニ+ジラーチとは全く違うビクティニ+ジラーチ。
ヌケニンの「いのちのうつわ」をレスキューキャリーで使いまわして、サイドをとられずに可能な限り「ほしのわざわい」でコインを投げるデッキ。
ワザの成功率は43.75%なので、サイドを6枚とるには14回試行する必要があります。ニコタマの数だけ試行できると仮定すると、スペシャルチャージ、ダウジングマシン、ハマナのバックアップと合わせて13回試行できることになります。1回分足りませんが、上振れで間に合うorババロコ殿堂のルール的にサイド差で勝利、できるので比較的現実的なデッキです。
(ジャンクアームでスペシャルチャージを使いまわせれば、もっとできなくもない)
3戦通して、ワザの成功回数は11/18回、コイン表回数は31/64回でした。
負け試合は、1試合目はLO相手に間に合わず、3試合目はウォッシュ水エネルギーに屈する、という悲しい結果でした。
30.ルギアルギア
殿堂度:☆☆★★★
ガチ度:☆☆☆☆☆
戦績:2-1
殿堂ポイント:シェイミEX2+回収ネット2
拡張パック「パラダイムトリガー」発売後の環境。初収録となった森の封印石が明らかに悪さをしそうなこの環境(当時は発売直後ということもありポイントが0)ですが、森の封印石を使ったデッキが煮詰まらなかったので、「アッセンブルスター」でデッキを作成。
ここまで読んでくださった方なら納得いただけると思いますが、まあHPの低い殿堂環境において、「オーバーフロー」「プラズマゲイル」を連打できるのはまぁ強い。。。現在のエクストラではガナやアーゴヨン&アクジキングGXが猛威を振るっていますが、殿堂ではこちらのアプローチで。
なお、3か月後のCL愛知2023エクストラでは、上述の竜ルギアを使って、20位に食い込みました。宣伝。
31.森ダーテング
殿堂度:☆☆☆☆☆
ガチ度:☆☆☆☆☆
戦績:2-1
殿堂ポイント:巨大植物の森+ダーテング
森の封印石を使ったデッキがやっと煮詰まり持ち込み。巨大植物の森、スーパーポケモン回収、「きょだいなうちわ」を繰り返して先1ワンキルを目指します。殿堂ポイントの都合、1枚しか入れられない巨大植物の森を、「スターアルケミー」でサーチします。ダーテングはバトル場にいる必要がないので、ヤレユータンVと相性が非常に良いです。また、先1ワンキルを目指す以上、ヤミラミを投入しないのは甘えです。先攻率をよくよく上げましょう。
他の参加者のデッキも軒並みパワーが高く、今回でめでたく森の封印石にはポイント制限がかかりました。
32.ブリガロンV
殿堂度:☆☆☆★★
ガチ度:☆☆★★★
戦績:1-2
殿堂ポイント:ジャンクアーム4
ネタ切れもネタ切れである。最早何をメタったデッキなのかもよく分からない。
ジャンクアームで必要なグッズを使いまわして、ひたすら耐久しよう!という意図だけ感じる。たまにはこういうデッキがあっても良い。
33.ヘイラッシャアーケオス
殿堂度:☆☆☆★★
ガチ度:☆☆☆☆☆
戦績:2-1
殿堂ポイント:シェイミEX2+回収ネット+森の封印石
スカーレットバイオレットシリーズ開幕後初めてのババロコ殿堂。
殿堂ならではのアーケオスですが、その欠点と言えば、立てたは良いものの、自分も進化させられない、ので、後1で殴れる強いたねポケモンがいない、ということ。それを解消するにちょうど良い、後1でしっかり殴れるポケモン、ヘイラッシャが登場。マツブサの隠し玉を使う途中で雑にシャリタツをトラッシュに送れるのも相性GOOD。
同時に登場したサーナイトexをメタってのアーケオスでしたが、ミカルゲで進化させる構築(なおかつワンショット狙い)が多く、屈しました。
34.ミカルゲドドゲザン
殿堂度:☆☆☆☆☆
ガチ度:☆☆☆☆★
戦績:3-0
殿堂ポイント:なし
前回のハイテンションユクシーと同じコンセプト。ミカルゲでグッズロックしながら、ドドゲザンの特性「とうそつりょく」でダメージを130にまで強化した「おにび」で居座り、殴り続けます。
「ダークグレイス」でコマタナ、キリキザンを進化させられるのも高相性。
無色エネルギー1個でダメージを出せるロコンがSVシリーズまで存在しなかったのには驚き。
0c.エルレイド四Lv.X
殿堂度:☆☆☆☆☆
ガチ度:☆☆★★★
戦績:0-3
殿堂ポイント:ユクシー+回収ネット2
今回は、Lv.Xを採用してもよい殿レボ。何かおもしろいことができないかと思い、エルレイド四Lv.X、ドガース、アブソルを組み合わせて、ワザを使わずにサイドを取りきることを目標としたデッキ。
HPが90以下のレベルボールカップに限っていえば、ギリギリ間に合うのではないか、という目論見でした。
蓋を開けてみれば、対戦相手2/3がアイアントLOという。。。作戦は決まらず全敗でした。
35.フォレトスexハンデス
殿堂度:☆☆☆☆☆
ガチ度:☆☆☆☆☆
戦績:2-1
殿堂ポイント:巨大植物の森+森の封印石
第34回ババロコ殿堂から約半年空き、かなりカードプールが開いた状態での開催。今回はフォレトスexにスポットを当て、後1で全ハンデスしながら相手の山札操作まで行うデッキを組みました。
オーロット&ヨノワールGXによるハンデスは相手の山札を混ぜてしまうのでトップ解決される可能性がありますが、オーロットVは山札を混ぜないため、イオルブとの相性が抜群です。
「ばくれつエナジー」+たつじんのおび「ばくれつエナジー」でサイドを5枚献上することで、ナンジャモで相手の手札を1枚にし、オーロットVでハンデスします。
同じタイミングで登場したイキリンコexによるぶん回し性能と、オーロットVが森の封印石に対応していることから、見た目以上に決まりやすいです。イオルブラインも1-1-1ですが、活力剤と組み合わせてなんだかんだ決まります。
1敗は、ワンショット系が苦手とするミカルゲ。お決まりですね。
36-1.やみうちネイティ
殿堂度:☆☆☆☆☆
ガチ度:☆☆☆☆☆
戦績:3-0
殿堂ポイント:ユクシー+回収ネット2
渾身のデッキ。古代能力Δプラスを持つポケモンは、軒並みワザが弱めに設定されていますが、ワザマシンの登場により、評価が一転。HPの低い殿堂レギュレーションかつベンチバリアを甘えがちなババロコ殿堂だと、ベンチポケモンにポケパワー「フラッシュバイツ」+「やみうち」しているだけでサイドを2枚ずつとっていけます。
同じようなコンセプトを、はじめはルギアEXのオーバーフローで考えていましたが、ネイティは次元の谷、ダブル無色エネルギーでワザが打てる、グズマ&ハラでワザマシン やみうちまですべて揃うことから、ネイティ軸に舵を切りました。
大物に対しては、ガラルギャロップVの「リブラホーン」でダメカンを乗せると、ちょうど「やみうち」で倒せるようになります。サイド3枚取りです。
ブルーの探索や、グズマ&ハラで必要カードが揃うことから、ミカルゲの影響も受けづらく、むしろ「ダークグレイス」でダメカンが乗るので「やみうち」のエサとなります。
すさまじいスピードとパワーを発揮し、見事3連勝。
ちなみに、拡張パック「未来の一閃」の発売を翌週に控えており、サイドを余分にとるテツノカイナexのネタを先取りした形になります。
ネイティはテツノブジンexの「タキオンビット」にも弱いため、このデッキを使うタイミングとしては抜群でした。
36-2.やみうちルギアEX
殿堂度:☆☆☆☆★
ガチ度:☆☆☆☆☆
戦績:ーーー
殿堂ポイント:ユクシー+回収ネット2
原案のルギアEX。ネイティ軸と比べ、必要パーツを集めるのが難しく、安定しませんでした。
37-1.テツノブジンゲロゲ
殿堂度:☆☆☆☆★
ガチ度:☆☆☆☆☆
戦績:3-0
殿堂ポイント:ゲンガー&ミミッキュGX+森の封印石+回収ネット2
問題作。スタンダードでも見られたテツノブジンex+チャーレムVのデッキタイプを、殿堂向けに再構築しました。
毎ターン「タキオンビット」を適宜宣言しながら、後攻1ターン目で「ヨガループ」、後攻2ターン目で「ホラーハウスGX」、後攻3ターン目で「ヨガループ」、後攻4ターン目で「ブルブルパンチ」を宣言することで、相手になにもさせずに自分のターンを続けることができます。相手の先攻1ターン目で並ぶポケモンはたかが知れているので、複数ターンかけて相手のポケモンを0にします。
これらのワザをすべてミュウの特性「はじまりのきおく」で使えるようになるのが非常に偉いです。複数ターンかけて基本超エネルギーを張れれば、「ポルターガイスト」や「レーザーブレード」も使えるようになるので、デカいポケモンも倒せるようになります。
「タキオンビット」ワンキルの対策としてあげられる、θバリアヤジロンは、超弱点なので、ミュウによる「ブルブルパンチ」でちょうど60ダメージで倒せるというなんともいえないちょうどよさ。
ミュウで他のワザを使いながら「ヨガループ」を使うことは、想像以上に凶悪です。
また、ちょうど「エヴォリューション」もこのタイミングでの収録だったので、ホルビーからポケモンを育てるデッキが多い=ひ弱なたねポケモンが多い、という環境読みもありました(実際あんまいませんでしたが)。
いれかえ札が重要なパーツなので、使用後カードが2枚ロストゾーンに行ってしまうアクロマの実験より、山にリソース温存しておけるチリのほうがよかったと今は思います。
そして、このデッキがすべての原因ではないですが、無事チャーレムVやイキリンコexに殿堂ポイントがかけられることに。。。
37-2.サーナイトデスバーン
殿堂度:☆☆★★★
ガチ度:☆☆☆★★
戦績:1-0
殿堂ポイント:なし
テツノブジンゲロゲで後攻ワンキルしてしまった際に使う予定だった予備デッキ。
ゴージャスマントをつけたラルトスに8回「サイコエンブレイス」⇒ネジキでガラルデスマスと入れ替え⇒ガラルデスバーンに進化して「うらみをばらまく」で320ダメージ分のダメカンをばらまきます。それに加えて、エーフィ&デオキシスGXの「クロスディヴィジョンGX」で追加で200ダメージ分のダメカンをばらまくというロマンデッキです。
ネジキとガラルデスバーンラインは細いですが、そもそもの構築がスタンダードのサーナイトデッキばりに安定感、パワーが高く、札が揃ったときに発動させればよいのがポイント。
ベンチバリアはミュウではなく、(上記コンボを達成するために)HP70のバリヤードを採用していることも、こだわりポイントです。
38.火事場ネイティ
殿堂度:☆☆☆☆★
ガチ度:☆☆☆☆★
戦績:3-0
殿堂ポイント:ユクシー+シェイミEX+回収ネット
Δプラス擦りまくり。今回は、「やみうち」ではなく「かじばのいっぱつ」を強く使おう、というコンセプト。「スティンガーGX」を使ってサイドを3枚にした後、Δプラス「かじばのいっぱつ」280ダメージでサイドを取り切って勝ちます。
相手がサイドを取ってくれない場合でも、「トリニティノヴァ」+ジラーチ◇で勝ち切れたり、非ルールしかいない場合でも「かじばのいっぱつ」+Δプラス+ジラーチ◇でサイドをしっかりとり切ります。
アーゴヨンGXやアルセウスVSTARでも、トリプル加速エネルギーが対応しているため、いろんなルートで「かじばのいっぱつ」やサイドプラス取りが実現できる面白いデッキです。なお、バレるとしんどいのでまさしく「いっぱつ屋」デッキかもしれません。
また、ここまで3週連続で3連勝&デッキ賞をいただきました。この時期はかなりデッキ案が湧き出てきて、いい時期でした。
また、このタイミングでグズマ&ハラにポイントがかかり、これらのデッキは組みづらくなりました。。。
39.ハバタクカミ
殿堂度:☆☆☆☆★
ガチ度:☆☆★★★
戦績:2-1
殿堂ポイント:ユクシー+グズマ&ハラ2
またネイティ擦ってるよこいつ。
明らかにネタ切れ感が半端ないですね。
今回は、拡張パック「サイバージャッジ」発売後ということもあり、「メタルメーカー」メタングとオリジンディアルガVSTARデッキをメタるところから構築をスタート。「はじまりのきおく」または本人による「ゲノムハック」で「スタークロノスGX」をパクり、カウンターします。あとはおなじみ「やみうち」でメタングを倒し、サイドをとり切る算段。
また、ハバタクカミを軸とすることで、ワンショットを対策しながら、「やみうち」のためのダメカンばらまきシナジーもあるというデッキに仕上がりました。
さすがに原案やみうちネイティのほうがパワーがありましたね。。。
40.アンフェアヤドキング
殿堂度:☆☆☆☆☆
ガチ度:☆☆☆★★
戦績:3-0
殿堂ポイント:ジャンクアーム3+ムサシとコジロウ
アンフェアスタンプを強く使うことを目的としたデッキ。
アンフェアスタンプの欠点は、アンフェアスタンプ後の自身の手札が、ランダムな5枚になること。相手の残り2枚の手札をさらに削ろうとすると、どうしても無理をする必要がでてきます。そこで白羽の矢がたったのが、ポケパワー「きりふだ」ヤドキング。発動条件はアンフェアスタンプと同じなので、アンフェアスタンプ後にマツバやムサシとコジロウを確定サーチします。めでたくハンデス完遂!
その後もジャンクアームでアンフェアスタンプを使いまわすことを想定しており、確実に手札をコントロールするために、ヤドキングと進化元を共有できるヤドキングexを主軸に添えました。
初手はピィを差し出すことで、ピィがやられた直後のアンフェアスタンプを打ちやすくしています。
ピィ⇒ヤドキングex⇒ヤドキングexとサイドをとられる想定なので、最後に「たそがれのひらめき」でサイドを取り切り、ゲームを締めくくります。
相手にネンドールがいるとハンデスが成立しないので、アンフェアスタンプを打つターンはエムリットで「サイコバインド」を使っておき、「ウィズダムヘッド」でそろえたカードで次のターンにネンドールを倒すのが、ベストな動きとなります。
トゲキッスVMAXも殿堂レギュレーションにおいてたびたび出てきていますが、やはり確定2枚サーチでゲームメイクするのは楽しいですね。
終わりに
次に記事を書くのはプレイジム殿堂が20回くらい開催されてからだろうか。。。
一旦ババロコ殿堂はこれにて休止。戦いの場がプレイジムTOKYOへと移っていきます。
40回皆勤賞したことをかなり誇りに思います。
毎回開催してくださったロロたんぬさん、デッキ相談にいつも乗ってくださるおーたむさん、いつもありがとうございます。あと、これからもよろしくおねがいいたします。
おーたむさんの参加記録もあるので載せておきます。この記事と合わせると実に大量の殿堂デッキがみれます。
さて、ここでせっかくなので通算40回の戦績をまとめてみました。(参加人数の都合2戦しかできなかった日などあります)(予備デッキでの試合の戦績は数えていません、あくまでスコアシートに記入した戦績)
戦績:117戦 82勝34敗1分
勝率:70.1%
全勝回数:13回
殿堂、楽しんでるね
ということでババロコ殿堂はすぱらしいイベントです。
デッキ考えるの大変だよ!って人でも大丈夫。主催のロロたんぬさんが貸出デッキを貸してくれます。
対戦相手のアイデア見るだけでも楽しいです。ほんと。
みんなも参加しましょう。
おわり
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