タマムシの飼育について
今日はヤマトタマムシの飼育方法についてお話ししようと思います。
まず飼育するケースですが、できれば木製の木枠に網を貼った自家製の虫かごがお勧めです。
なぜかと言うと、通常のプラスチックケースでは、タマムシの足がプラスチックにひっついてしまい歩けなくなることがあるからです。
もちろんお店で販売しているプラケースで飼うことも可能です。
その場合はケースの壁に発泡スチロールなどをつけてあげるか、紙ヤスリで壁面を削ってやると歩きやすくなります。
次に餌ですが、エノキの葉を枝から切ってきて、花瓶のようなものに水を入れてそこに挿しておきます。それを与えます。
エノキがない場合はケヤキかサクラの葉をあげてください。
この葉は、毎日変えてあげるのが理想です。
水をあげたり、霧吹きをかけたり、昆虫ゼリーを与える必要はありません。
タマムシは新鮮なエノキの葉を与えるだけで生きていけます。
多島飼いしていると、オスとメスが交尾をすることがあ了解しましたます。
産卵させたい場合は、エノキの木を切ってきて入れておきます。
その際、エノキは1年以内に切ったものがいいです。
木の大きさは直径が10センチ、長さが30センチくらいはあったほうがいいです。
また卵を生ませるために、数センチごとにドリルで穴をあけてあげます。
そうすると、その穴に卵を産みます。
タマムシの寿命は大体30日から長くて60日ぐらいまでです。
以上で、おおまかな飼育方法は説明しました。
気になる方はコメントを下さるか、「タマムシの生態と飼い方――環境が悪いと長生きするヤマトタマムシの研究」と言う本が出ているので、この本を読んでください。