【美術note】『オリエント急行』箱根ラリック美術館
『オリエント急行』の列車が何故か箱根にある。
箱根仙石原の『ラリック美術館』だ。
ルネ・ラリックというフランスの装飾家が
オリエント急行の客室のガラス装飾をしている。
オリエント急行の客室には
葡萄と男女のレリーフで飾られてる。
また多くのガラスパネルで装飾されている。
もともと車を収集していた方(ラリック美術館のオーナー)が
ある車のエンブレムがガラスでできていることに興味を持ち
それからルネ・ラリックの作品を収集するようになり
そこからこの『オリエント急行列車』にたどり着いたようだ。
それにしても列車自体をこの箱根に持ってきてしまうなんて
発想はできてもホントにやってしまうなんて凄すぎる!
この車両の中でスィーツやコーヒー紅茶を愉しむことができる。
時に実際に使っている食器でのフルコースを愉しむ
企画も行われるようだ。
このオリエント急行列車の入り口には5分程度の映像があり
実際にヨーロッパ大陸を走っている様子がある。
また、この列車が箱根まで運ばれる様子も映っている。
仏蘭西から香港まで走りそこから横浜港まで船に積まれ
横浜港からはトレーラーでの輸送。
箱根の山までは御殿場から乙女峠を経由したそうだが
乙女峠は時速5㎞で走行したとか。
映画『オリエント急行殺人事件』では
この列車が撮影に使われたとか。
もう一度、映画を見直してみたい。
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