【読書note】『夢をかなえるゾウ1』水野敬也
何年ぶりだろうか
以前に読んだことがある。
KindleUnlimitedにあったので
ダウンロードして久しぶりに再読した。
当時読んだ時も興味深く読めたのだが
これからの
会社員を卒後してからの人生を
考えている時に
こうして読み返すと
その時と違った「気づき」もある。
(あらすじ・ネタバレ)
象のように長い鼻
鼻の付け根からのぞく2本の白い牙
片方の牙はなぜか真ん中あたりで折れている
顔はまさにゾウそのもの
ぼってりとした大きなお腹
手は4本ある
ガネーシャという神様
ある日突然このガネーシャという
得体の知れない関西弁をしゃべる神様が
目の前に現れる
「変わりたい」
「でもどうせ変われない」
と思っている若い会社員
そんな会社員の夢を叶えるために
このガネーシャはやってきた
これからこの青年に対してガネーシャの教えが始まる
(ガネーシャの教え)
靴を磨く
コンビニでお釣りを募金する
食事を腹八分に抑える
人が欲しがっているものを先取りする
会った人を笑わせる
トイレを掃除する
まっすぐ帰宅する
その日頑張れた自分を褒める
1日何かをやめてみる
決めたことを続けるための環境を作る
毎朝全身鏡を見て身なりを整える
自分が一番得意なことを人に聞く
自分が一番苦手なことを人に聞く
夢を楽しく想像する
運が良いと口に出して言う
ただでもらう
明日の準備をする
身近にいる一番大事な人を喜ばせる
誰か1人のいいところを見つけて褒める
人の長所を盗む
求人情報を見る
お参りに行く
人気店に入り、人気の理由を観察する
プレゼントをして驚かせる
やらずに後悔していることを今日から始める
サービスとして夢を語る
人の成功をサポートする
応募する
毎日感謝する
物語の中には多くの著名人や
偉人がたくさん出てくる
『自分の中に足りないと感じていることがあって、そこを何かで埋めようとするやのうて、自分は十分に満たされている、自分は幸せやから他人の中に足りないもんを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲しいと思うてた、お金や名声、それらのすべてが自然な形で手に入るんや。だってそやろ? 自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に入れる思うてるかも分らんけど、ちゃうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は、他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部、他人がお前に与えてくれるもんなんや。毎日感謝せい』
(感想・ねたばれ)
ガネーシャからの教えも
当たり前のようなことも
忘れていたことを気づかされることもある
振り返ってみて自分でできていただろうか?
できていること
出来ていない事
それぞれあるのだが
「人の成功をサポートする」
「毎日感謝する」
お金も、名声も、地位も、名誉も、
結局は他人から認められて得られるもの
今からでは全てではないけれど
これからの残された人生に
大切な生き方だと
再読してあたらめて感じた。