AZABUDAI HILLS MARKET
2023年11月24日に「麻布台ヒルズ」は開業した。メインタワーは地上65階、高さが325mなので、すぐ隣にある東京タワー333mより高い。そのメインタワーの名称が「麻布台ヒルズ森JPタワー」。
以前、ここには「麻布郵便局」があり、かつてはここが「郵政省」だった。そんなことで、JAPAN POSTから、「森JPタワー」の名が付いたと聞いた。
昨年の開業から商業施設も徐々に開業して、2月にはメインタワー前の「Hermès」がオープンし、今週、3月13日に「麻布台ヒルズマーケット」がオープンした。
神谷町駅の改札を出たところから森JPタワーまでの地下の通路が大きく広がって、「麻布台ヒルズマーケット」につながっている。
早速行ってみた。
オープンして2日目。
木曜日の夕刻なのに、ずいぶん人が出ていた。
神谷町側から行ったのだが、すぐ手前にあるベーカリー「コム・ン トウキョウ」(パンの国際大会で日本人初の総合優勝を果たしたベーカリーと案内に出ている)はすでにすごい行列ができていた。
惣菜「麻布台しゅん」、中華「富麗華」、焼き鳥「麻布台鳥しき」…などの美食店ばかりが並び、「亀戸ぎょうざ」の餃子のパックに少し、心が落ち着いたが、代官山の人気ビストロ「Ata(アタ)」が手掛けるデリカテッセン、洋風サラダの「アール・エフ・ワン」、明治屋と続く。
そしてさらに奥に行くと、予約制の「鮨さいとう」のカウンターがある。
その先に、鮮魚の仲卸「やま幸鮮魚店」と、料亭の極上の鮮魚「根津松本麻布台」があり、そこには1ぱい13,000円の毛ガニがあり、ショーウインドーには大きなマグロの肉の塊が3段になって置かれていた。
老舗鶏肉専門店「築地鳥藤」、精肉の「日山WAGYU」、一番奥に青果・総菜「京都八百一」と続く。
神谷町から続くこの地下通には40店舗ちかくのお店があるので、ここでは紹介しきれない。
美食家で知っている人からすると、なかなか本店では予約のできないお店ばかりが出店していて、一つのマーケットにこれだけのラインナップは凄いことなんだろうと想像する。
うーむ…。
麻布台ヒルズのレジデンスに住む方々はこのマーケットで毎日買い物するのだろうか…。