【耳読note】『コンサルティング会社完全サバイバルマニュアル』メン獄
作品紹介では…
『外資系大手コンサルティング会社を、12年間生き延びた元文系バンドマンもできた最速仕事術とは・・・
・答えがあることを自分で考えない
・議事録は会議前に作れる
・迷子にならない論点思考など
・どんな業界でも使える門外不出の日々を初公開』
と紹介されている。
(目次)
第Ⅰ部 アナリスト編 私大文系バンドマン。コンサルタントになる
第1章 「『速い』はそれ自体が重要な価値だ」
スピードを生む仕事の基礎力 アサインメールは突然に
第2章 「ピカソの絵を買う人は値段を見て買わない」
品質に説得力を持たせる 神は細部に宿る
第3章 「自分の限界を会社の限界にするな」
会社の集合知を徹底活用する 大阪出張の陣
第4章 「3ヶ月後に何を言えば成功なのか?」
コンサルタントの型 =「論点思考」「仮説思考」
陸上自衛隊出身の上司から叩き込まれたこと
第5章 「お前がいないくらいで潰れるようなチームじゃない」
サスティナブルな仕事のスタイルとは?
休暇を取るためのハードルを乗り越えよう
第Ⅱ部 ジュニア・コンサルタント編 限界労働。その先
第6章 「顧客の歴史に敬意を払え」
クライアントを多角的に理解する
PMO業務での未熟さ
第7章 「前提を疑え」
言われました通りにやりました、に潜む罠
ブルジット・ジョブを嗅ぎ分けよう
第8章 「あなたが社長ならどうします」
変化を起こすから価値がある
10か月間の戦場
第9章 「作業を切り出せ」
チームにどう働いてもらうか?
大コンサル時代の幕開け
第Ⅲ部 シニア・コンサルタント マネージャー編
ミッションは勝つこと
第10章 「真剣にやってその程度なら降格しろ」
マネージャーの絶対条件
美しく燃えるジョブ
第11章 「お前って結局何ができる奴なんだっけ?」
自分が進化し続ける重要性
新天地での衝撃的なカルチャーギャップ
第12章 「最高のチームでした」
周囲を動かすビジョンを持つ
グローバル案件における難局の突破
(感想)
この目次を読んだだけでも
何か凄みを感じる!
コンサル業界での実体験がリアルに描写されていて
『24時間働きますか?』まさにサバイバル術というか
「働き方改革」まえの時代とは言え
今では考えられないほどの厳しい仕事環境である…
ということが如実にわかる本だった。
外資系コンサル会社は
高収益で、一見、『花形』に見えるが
その裏には寝る間も惜しまず働く姿があり
半端ではない厳しいものである
ということがよくわかった。
しかし、この本の中では
その厳しさだけではなく
実務に応じた細かいノウハウやハウツーが
詳しく解説されている。
コンサルタントでなくても
一般企業の社員としても
顧客に対する気持ちや寄り添い方
会議の進め方、議事録のとり方など
とても参考になることがたくさんある。
エクセルやパワーポイントの使いこなしや
コミュニケーションの心得など
実務に生かせるテクニックが色々紹介されている。
僕の場合、還暦となるこの年となっては
エクセルやパワーポイントの使いこなしについては
もうすでに遅し…
ではあるが…
もっと早くこの本に出合っていれば
エクセルやパワーポイントの習得に
積極的になっていたかもしれないとも感じて聞いていた。
コンサル業界に興味がある人だけではなく
ビジネスの現場でのスキルアップを目指す方に
おすすめの一冊であると感じた。
いや~~
コンサル業界は甘くないし
稼いでいる人はそれなりに働いているという事が
よくわかった💦