ブレイブストーリー
【タイトル】ブレイブストーリー
【概要】失敗したら二度と戻っては来れない。三谷亘(ワタル)にはそんな危険を冒してでも、どうしても叶えたい願いがあった。それはバラバラになってしまった家族を取り戻すこと。
自分に降りかかった最悪な運命を変えるために、ありったけの勇気を振り絞って、運命を変える扉の向こうへと踏み出した。しかし、そこから始まる途方もない旅は、ワタルの想像も、覚悟も、たったひとつの願いさえも超えるものだった。願いを叶えるために、勇気を振り絞り行動する少年の物語。
【感想】話がいまいち理解できないぐらい、ストーリー展開がはやかったり、大事な部分が抜けているように感じた。長編の原作があるようなのでそちらも読んだ方がいいように思う。またはねるのトびらメンバーが声優を担当していたのは世代の僕にとっては嬉しい気持ちになった。
両親がいなくなるという変えたい現実があって飛び込んだ世界。しかしその世界で出会った仲間を守るために、自己を犠牲にする少年にかっこよさを感じた。願いが1つしか叶えられない中で、自身の願いを叶えなければつらい現実に向き合わなければならない。その立ち向かう強さ、勇気が自分にはあるかと問われているように感じた。
また「喜びがあるかぎり悲しみがある。幸福があるかぎり不幸がある。自分の運命を受け入れて自分の未来をつくっていく。」という言葉はコロナ禍というやりたいことが思う存分にはできない社会において忘れたくない言葉だと思った。どんなに恵まれた環境だろうと不平不満を漏らす人はいる。反対にどんな制限をかけられようが自分のできる範囲で全力で楽しむ人だっている。自分の捉え方次第、勇気を振り絞ることで変えれる人生がある。そんなことを感じれる言葉だった。