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旭川で古い電車と古いバス

旭川で古い電車と古いバスを愛でて参りました。

旭川電気軌道さんが古いバスをリストアしたという話はテレビなどで聞いて知っていました。私自身はこのバスを見たことも乗ったこともないのですが、テレビなどで見るとなんだか懐かしい雰囲気です。旭川電気軌道のホームページを見るとどうやら日時限定で公開している様子。申し込んで行ってきました。

帯広農村部にある家を朝6時過ぎに出て、十勝清水インターから高速に乗り、トマムで降りてあとはひたすら下道です。南富良野、富良野、中富良野を通り第一目的地は東山町にある東山郷土館です。こちらには旭川電気軌道のモハ101が保存されています。

でもなんだか様子が変。お祭りでもやっているのかと思いながら近づいてみると、モハ101が写真スタジオとして使われています… これではゆっくり見学できません。
崩れ落ちそうになるのをなんとか堪えて、気を取り直して東旭川公民館へ向かいます。

東旭川公民館には、モハ1001が保存されています。屋外展示なので状態は良くないですが、原型をよく留めております。中に入れれば最高なんですが。

モハ1001

旭川電気軌道は、旭川四条駅から旭山と東山を結ぶ2路線を運行していましたが、昭和47年には廃止になったそうです。廃止後はバス会社として存続しています。

旭川といえばラーメンなので、近くのラーメン屋さんで醤油ラーメンをいただきました。

ラーメンきくち の 醤油ラーメンおにぎりセット

そして北鎮記念館へ向かいます。ここは自衛隊の資料館みたいなものですね。もともと旭川は軍都でして、北方の守りを固める主要部隊が旭川を拠点にしていたようです。

北鎮記念館。
樺太国境標石

そのあとはデザインセンターへ行きます。こういう家具だと家もおしゃれな感じになるんだろうなー

おしゃれ

そして旭川電気軌道の共栄バスセンターへ向かいます。
今回の旅の目的である。旭川電気軌道がフルレストアしたバス、MR430です。

MR430の力走

イベントということで、ゆっくり拝見することができました。
これはしかしよく復元しましたね。車庫には外した元の外板が残してありましたが、量が結構あり、車体についてはほぼ新車を作るのに等しいと思います。

ということで走行動画を3つほど。

でかいので迫力ある走行です。ギアにシンクロ機能がないのでギア変更のたびにガリガリ音がしています。昔のバスはみんなこうでしたね。

1時間ほど乗ったり降りたり写真撮ったりして解散となりました。

末広1の2行き

後ろ姿も可愛いです。

そして横から見ると長さが際立ちます。

全長11,980mm

そして休憩室がわりに置いてあった日産ディーゼル車(富士重工架装)も珍しいです。全窓がハメ殺しの二重窓で、車内は後扉までがロングシートの仕様でした。

富士重工車だとは分かるが、なんだか違和感

古いバスと古い電車を堪能した1日でした。



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