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(7)手術前検査 - 胃カメラ

先週の大腸カメラではそりゃもうひどい目にあいました。検査は続いて、今回はCTスキャンと胃カメラです。

CTスキャンは楽勝

CTスキャンは、痛みも苦しみもありません。ただ、時間がかかりました。最初にそのままの状態でスキャン、点滴で造影剤を投入して再度スキャンと、2段階になっていたからです。造影剤の点滴に要したのは、約45分。点滴の針を右肘の内側に刺したので、右腕を曲げないように言われました。しかたないので、左手だけでスマホをいじって、読みかけだった小説を読み進めました。

ちなみに読んでいたのは「傭兵代理店 滅びの終曲 (渡辺裕之 著)」です。実はハードボイルド系の小説が好きで、傭兵代理店シリーズのファンです。

造影剤の点滴が終わる頃、少し体に違和感を感じました。看護師さんが「造影剤の影響で少し温かみを感じると思います」と言ったので、なるほどと納得。血管に異物を流し込むんだから、何かしらありますよねそりゃ。

いよいよ胃カメラ

胃カメラは初めてではありません。これまでに2回、別の病院で経験しています。ただ、いずれも全身麻酔での検査でした。無用に麻酔を使うことには賛否両論あると思いますが、胃カメラも全身麻酔だとものすごく楽なんですよね。

今回はのど部分のみの麻酔で、経口の胃カメラです。3回目にして、一般的な胃カメラシチュエーションを初体験する訳で、どきどきでした。まず麻酔の薬を口に含まされ「3分したら飲み込んでください」と言われました。律儀に時計を見ながらぼーっと待っていたらちょうど3分経った頃に「飲み込んで、こっちに来てください」と呼ばれました。なんだ、ちゃんとちょうどいい頃に呼んでくれるなら時計の針とにらめっこする必要はなかったじゃん。

胃カメラを担当するのは、先週の大腸カメラを担当したのと同じ医師。「先週に引き続き大変ですが、がんばってください」と、最初から大変宣言をくださいました。大変なんですね、やっぱり。

胃の動きを止める筋肉注射ののち、口にカメラを突っ込まれます。麻酔が効いているので痛くはありませんが、異物感がすさまじい。吐くって。いや、前夜から絶食絶水なので吐くものもありませんけど。嘔吐感すごい。

鼻呼吸をしながらうまくのどの力を抜いてやれば落ち着くんですが、そこに至るまでにかなりの時間を要してしまい……前半3分の1くらいはおえおえと苦しんでいました。

今回はモニタが見えない角度で寝かされたのが残念でしたね。後半余裕ができてからは、画面見たいなーと考えていました。

事前の検査はひとまず完了

大腸カメラ、CTスキャン、胃カメラでとりあえず事前の検査は完了です。帰宅したら、妹からトミカが届いていました。がんばって病院に行ったご褒美をもらう子供みたいで、なんだかなあと思いつつ、トップ画にしてみました。

次回の診察は4月3日。それまでに、ちょこっと秋田と北海道に行ってくる予定です。途中で痛くなっても、今度は原因がわかっているからうろたえることもありません。安心、安心。

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