はじめまして、しげみつふうかです。
皆様、はじめまして。
重光風歌です。
新卒からずっと、出版社で編集者をしておりまして、2017年にフリーランスとして独立しました。裏方での立場が長かったせいか、表に出るのはかなり苦手。インターネットでの発信も、ごく最近はじめました(笑)
@editmam で、ゆるくツイートしています。
仕事は編集やライティングが多いのですが、単行本の仕事をやっていた頃から、新しい才能やアイディアを探すのが得意。クリエイターの人と話したり、関わることも大好き。会社にいた時もデザイン室に入り浸っていました。
アートディレクターの前田高志さんとひょんなきっかけで知り合い、今年3月から、前田デザイン室というオンラインサロンで、主にプロジェクトマネージャー的な役割で活動させていただいています。
<タドットカードプロジェクト>
それで、わたしがどういう人かというと・・・
本中毒だった子供時代
そもそも編集者になろうと思ったきっかけは単純です。それは本が大好きだったから。わたしの家はテレビがNHK以外禁止だったので、とても暇をもてあます子供時代でした。自宅の庭が広かったので、そこで穴を掘ったり姉や友達と海賊ごっこする以外は、ずっと本を読んでいました。
都心に近いアクセスの良いところに住んでいたので、近隣に大きな図書館が3つあり、常にそこから20冊フルマックスで借りていました。その時の読書量は異常だったと思います。10歳くらいまでの間、毎日20冊借りて返して・・・みたいな中毒生活を送っていました。小学1年生でロビン・クックを読むという、生意気な小学生でした(笑)
才能ある人の伴走者になりたかった
編集者になろうと決めたのは高校3年のころ。自分には作家になるような才能はないけれど、才能ある人と一緒に走る力や、作品を理解する力はあるだろう・・・と子供ながらに考えた結果でした。大学ではマスコミに強い学科に進み、真面目にマスコミ研究や対策をし、なんとか出版社に合格、編集への道を進むことになります。
編集者になるまで
そこからは、「編集者」になるまでが大変でした。そのポジションにつけないのです。新卒では編集の仕事をなかなかやらせてもらえず、HPの仕事や雑用、取材の仕事がほとんど。苦労して編集部に異動しても、編集の技術は教えてもらえません。見よう見まねです。著者を担当しながら独学で覚え、実践することの繰り返し。山のような仕事が降ってくる中、スケジュール管理も進行のスキルも、必要に迫られ身につけました。会社時代は児童書・絵本・教育関係・中小企業向けの実務書なども担当しました。
途中、印刷見積もりを担当したこともあり、印刷や仕様も写真集から絵本、文庫まで様々なものを勉強させていただきました。今ではTADOTカードをやりながらも、「これだけのバリエーションが頭に浮かぶのは、あの修行時代があったから」と、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
家庭を持ち、独立へ
忙しい現役時代を過ごしましたが、その後、夫と知り合い結婚し、2人の子供にもめぐまれて、フリーランスの編集者として2017年に独立しました。今は子育てをしながら、単行本の編集を進行したり、前田デザイン室でモノづくりをしています。
よく働く女性から「仕事と家庭をどんなふうに両立していますか」と聞かれますが、わたしは不器用な方で、しかも子供が年子だったために双子状態で、両方が6歳を過ぎるまではあんまりうまくバランスさせることができなかったような気がします。
でも、仕事は諦めずに「細く長く」でも続けることができる。そこは死守できたと思っています。
理想の環境とは
フリーランスになってから、「いかに働く人が会社に守ってもらっていたか」という部分を感じることもあり、会社というシステムにはいつも感謝する気持ちを持っています。でもアイデアを発言できる自由さ、自分がやりたい仕事に手をあげられることなどは、やはりフリーランスのほうが身軽な部分もありどちらも捨てがたい。
また、時間が自由になれば、朝活して4時から仕事→ヨガに行く→13時から打ち合わせ→15時PTA→16時仕事→17時学童にお迎えなんていうサバイバル的なスケジュールも日によっては組めたりします(笑)働く母にはありがたいです。毎日ではありませんが、このような稼働の日もあります。
その分自己管理が大変ですが、「たすくま」や「Tooledo」を使って工夫するのが好きです。
日本も雇用システムが変わりつつあり、フリーと会社の両方のいいところを取り入れた働くシステムができてほしいなぁ、などと日々思う気持ちです。
これからやりたいこと
モノづくりを楽しみつつ、とにかく結果を出していきたいですね!
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
リレーで急いで書いたので、皆様、乱文お許し下さい。
プロフィール
重光風歌(しげみつ ふうか)
児童書、絵本を手がけるフリーランスの編集者。オンラインサロンフィーカフーカオーナー。https://peraichi.com/landing_pages/view/fika2018
家族は夫と子ども2人。
ご連絡はTwitter@editmamまで。