終わりは、はじまり 〜つるフリ5期への感謝と、決めたこと・大切にしたいこと〜
田舎フリーランス養成講座 都留5期が終了しました。
今回集まった12人の受講生のみんなは、ほんっとうに人間的にできた人たちばかりで、大人で優しい。。運営・講師の私たちの方がみんなに助けられることの方が多かったんじゃないかってぐらい、たくさんの「ありがとう」が溢れる期だったことが印象的でした。
ライターたにきちのあまりの博識ぶりに「谷木塾」が発足したり、
11年間百貨店に務めていた受講生やまちゃんのラッピング講座あり
毎朝の #シオレッチ あり
ゆーみんのお絵かき講座あり。
みんなの自己表現がたくさんみられたのもすごく楽しかったなぁ。
ひとの「成長」には、根を張る・枝葉を伸ばす、実をつける、以外にも「花を咲かせる(自己表現)」もあるような気がしていて。
本当に今日みたいなうららかな春の日差しのように、日々受講生たちのことを思い、励まし続けたメンター講師陣のみんなの力が存分に発揮された期だったなぁとも思います。
https://twitter.com/yadokarikodayo/status/1099593985528520704
このメンバーでメンター講師チームできて、心から、よかった。みんな本当にありがとう。「教える」「教わる」の一方通行だけじゃない。全力でぶつかり、時に背伸びしすぎて、足がつったりしながらも(笑)お互いに刺激を与えあい、真正面からぶつかりあい、ともに成長していく。理想の”教育”のあり方(共育)を、ここにみたような思いがしています。
そしてつるの場合、運営・講師メンターチームは私たちだけではありません。
藍染め職人の佐藤さん
専業農家のはのさちさん
他にも、近隣飲食店のマスター達には、美味しいごはんや珈琲を提供いただくだけでなくいつも受講生や私に励ましの言葉をかけてくれたり、時には私の知らないところで受講生の人生相談に乗ってくれていたり裏メンターとして大活躍してくれる皆さんの存在があります。
https://twitter.com/lumber_room_c/status/1105778605496242177
teracoアンバサダーとして心温まるサポートをしてくれた都留文科大生のあんどれ、ふうか、たくちゃん。
今回は最終日が都留文科大学の卒業式と同日ということで、都留のまち全体が「卒業」モードにわきたつ中でのいなフリ修了。特別な思いがありました。
あんどれ、たくちゃん、卒業おめでとう。そしてふうかちゃん、次回のスタッフはよろしくお願いします!
そして、ヒロさん。今回のつるフリの夜ご飯を毎晩作ってくれました。
いまがあるのは、何者でもなく、ただ疲れて地元に逃げ帰ってきただけのわたしを温かく迎え入れ、見守り支えてくださった、ヒロさんをはじめとした都留の仲間達の存在があったからで。
ヒロさんはUターン直後から、私のことをずっとみて来てくれていたひとりです。最終日に「この仕事をさせてくれてありがとう」と言葉をもらったときには、なんて言葉をお返ししたらよいかわからなくて。ただただ涙が溢れて来てしまいました。そんなの、私の方こそ感謝しかありません。
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こうして「オール都留」で作り上げた最高の環境の中で、存分にぶつかり合い刺激を与え合い共に成長してきた受講生とメンター講師陣と【人生最高に成長する1ヶ月を】というテーマのもと、ともに走り続けて来た日々。
その追い風を受け、私自身もここであらためて1つ、決意したことがあります。
今回の田舎フリーランス養成講座@都留 第5期をもって、田舎フリーランス養成講座の運営統括を引退することにしました。
もう、これ以上よいものはできない!と自分の中で納得してしまったからです。運営上のあれこれや、育成に関することなど改善点をあげたら無限にあるのですが、それを自分が統括ポジションにしがみついてどうのこうのしていくことは、できるけれども、自分自身の「成長」にはつながらないなぁと。そこであえて、ひとつステージを上げていくことにしたのです。
引き続き都留の土地にはおりますが、4月からは(株)Ponnufのメンバー(準社員)として、田舎フリーランス養成講座の事業運営マネージャー(都留だけでなく、他地域も含めた全体の経営やマーケティング、ブランディング担当)として活動していきます。その他、新規事業の立ち上げ(いなフリ2.0、週末フリーランス養成講座、学生フリーランス養成講座など)もリーダーとして並行してになっていきます。もちろん、地域おこし協力隊の残り1年任期も、しっかりと全うさせていただきます。
こう決断させてくれたのも全て、共に走り抜けてくれたつるフリ5期卒業生のみんな、メンター講師のみんな、この #つるフリ を一緒に作り上げてきてくれた、すべての人たちのおかげです。
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わたしには、夢があります。
それは、生まれ育ったこの山梨県都留市を【教育のまち】として発展させること。
ふるさとって、ただ単純に「生まれ育った場所」の呼称だけではなくて
その土地で思いっきりチャレンジして、泣いたり笑ったりして、密度の濃い時間を刻むように生きて、その結果。いろんな場所に思い出がたくさんできていくからこそ、そう呼べるようになるものだと思う。
だから、訪れるみんながこのまちで思いっきりチャレンジして、自分ととことん向き合って、たくさんたくさん、笑って泣いて、思い出作って、またそれぞれの道に進んでからも、ふと思い立った時に原点回帰しにきてくれるような場所でありつづけたい。またひとつ、このふるさとを守り続ける理由が増えました。
みんなに出会えたことに、心からの感謝を。
またいつか、大きくなって会いましょう。
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