【ネタバレ注意】新しい仮面ライダーについて

『仮面ライダーギーツ』公式サイトより https://www.tv-asahi.co.jp/geats/

ついに令和4作目の仮面ライダーの情報が公式に出た。
近年のライダーにしては落ち着いたデザインだなあという印象があったが、最近はやっているAPEXのようなゲームにインスパイアされたようなあらすじとわかり、納得。

あらすじはこうだ。

 「出自も目的も不明な謎の敵《ジャマト》の脅威から、街の平和を守るためのゲーム=《デザイアグランプリ》。ゲームの参加者たちは各々が仮面ライダーに変身し、敵を倒したり、人々を救ったりすることで得られるスコアを競い合いながら、勝ち残ることを目指します。なぜなら、デザイアグランプリの勝者には、褒賞として《理想の世界をかなえる権利》が与えられるから。つまり勝ち抜いた真のヒーローだけが、自らの願った世界を実現することができるのです。」

仮面ライダーギーツ 公式サイトより引用
https://www.tv-asahi.co.jp/geats/

ぱっと読んだ感じは20年たって龍騎とは逆ベクトルのシナリオがお出しされたなという感想を持つ。

「戦わなくては生き残れない」というキャッチコピーとともに、ライダー同士が最後の一人になるまで殺しあった龍騎。どれだけ怪物からヒトを救えるかをライダー同士で競い合うEスポーツのようなギーツ(現時点の印象)。

このまるでEスポーツのような内容だが、スタッフを見て納得と安心。
脚本はゲームと医療という全く異なるテーマをこれ以上なくマッチさせた『エグゼイド』、最新テクノロジーの功罪とそれを通して「人」を描き切った『ゼロワン』の高橋悠也氏。
監督は中沢祥次郎氏と杉原輝昭氏が並ぶ布陣。

2年ぶり3回目のメインライター登板となる高橋悠也氏。ギーツの設定を見るに、まるで『エグゼイド』と『ゼロワン』がこの『ギーツ』を作るための前振りだったようにも思えてならない。

以下ほんとうに個人的な感想ではあるが、ゼロワン2クール目のような敵勢力が一方的に主人公を圧倒し続ける展開。もしくはそれに準ずるいたずらにストレスフルな展開が長引く構成にならない限りは間違いなく年間を通じて面白くなると予想。

監督も、『エグゼイド』を担当した中澤氏と『ゼロワン』を担当した杉原氏が並んでいる時点で今作の世界観を「わかってる」ないしは「演出できる」人が並んでいる印象を受け、情報解禁直後ながらに安心と信頼を覚える。

そして今回アクション監督がこの役職ではおそらく初登板の藤田慧氏。
『ビルド』においてはグリス、『セイバー』においては剣斬を熱演した彼が、今回アクション監督としてどんなギーツのアクションを作り出していくかが今から楽しみでならない。

プロデューサーには武部直美氏。鎧武や龍騎の時から多人数ライダーの作品を手がけている印象をもつ彼女だが、やはり今作も多人数ライダーの模様。メインライターともども多人数ライダーの作品のノウハウを持っていることは間違いないのでこれまた楽しみな要素でしかない。

今日(2022年7月22日)のところは公式に情報が解禁されたばかりなので、続報(制作発表だったりプロモーションビデオだったり)を待つばかりである。

色々書いてますけど、一言でまとめるなら今回の『ギーツ』めっちゃ楽しみってことです!!!以上!!!!

2022年7月22日
茂松吾画

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