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シゲクの高評価記事まとめ

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私が高評価を頂いた記事や、高評価を贈っている記事をまとめています。
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#国語

■2025年度共通テスト国語について②―実用的な文章のこと

えりたです。 今回は1月に行われた「大学入試共通テスト」国語の問題の分析、解説の2回目です。前回は大問1(評論)と大問2(小説)から成る「現代文」を取り上げました。 現代文に関しては、それぞれ小問が1問ずつ減っていたとはいえ、難易度は例年とさほど変わらず。丁寧に解かねば、あっという間に点数を持って行かれてしまう設定になっていました。 今回のお話は、2025年度からの新傾向の問題「実用的な文章(大問3)」についてです。 ・ ・ ・ 2025年度の共通テスト国語で、もっ

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■2025年度共通テスト国語について①―現代文のこと

今年も共通テスト本試が終わりました。新聞に、問題と解答、また各予備校講師による解説が掲載されたのをご覧になった方も多いのではないでしょうか。そして、それらを解かれた方もいらっしゃることでしょう。 今年の共通テスト国語には大きな変化がありました。そのなかでも、「制限時間が80分から90分に延びたこと」はもっとも強く印象づけられるのではないでしょうか。 私自身は、以前も書いたように、「今年はこれが出る!」みたいな予想ではなく、何が来ても大丈夫な胆力と集中力を養っておくのが大事

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■大河ドラマ『光る君へ』第1話~最終話感想―振り返るといつも君は笑ってくれた

えりたです。 2024年はどんな一年でしたか? 私にとっては、大河ドラマ『光る君へ』に出会い、そこからさまざまなご縁をいただいた年でした。3つの大河ドラマ館すべてを訪れ、紫式部にかかわる場所をめぐり、また、ファンミーティングなどにも参加し、たくさんの幸せと笑顔をいただきました。 なにより、定期的にテレビを視聴する文化を持たず、どちらかというと映像を苦手とする私が『光る君へ』を第1話から最終話まで通して、全話見ることができたというのは、自分でもかなり大きい驚きと共に、衝撃さ

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■大河ドラマ『光る君へ』最終話「物語の先に」感想―聞こえるかい、朝日の中のレクイエム

えりたです。 完全に2週遅れですが、ようやく大河ドラマ『光る君へ』の最終話を見ました! Twitter(現・X)のTLで何となくの流れや、見どころな場面は知っていましたが、じっくり見るととても濃密な60分で。「毎回60分でも良くってよ…」と終わってから思うなどしておりました。 一年間、同じドラマを見続けたのはおそらく18年ぶりくらい。この前は『轟轟戦隊ボウケンジャー』でした(えぇ、義懐さまがボウケンレッドでしたよ)。しかも、感想を毎回書いたのは人生で初!! 極まった飽き性

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【TikTokで学ぶ国語教室!】第1回 古文文法の文節、単語について知ろう

【TikTokで学ぶ国語教室!】では、古文の文法や読み方、漢文の句法、また、現代文の解き方を具体的に解説します。 第1回である今回の内容は、文法を学ぶ「はじめの一歩」となる〔文節・単語〕についてです。まずは、次の動画をご覧ください。 ☆動画が見づらい方はコチラ☆ 私は、人生の半分以上を国語講師として過ごしています。そんな私が、生徒たちにいつもしていた解説を項目ごとにぎゅぎゅっとまとめたのが、上の動画です。 さらにくわしい解説や、応用的な練習問題は続きの部分にあります。

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■大河ドラマ『光る君へ』第47話「哀しくとも」感想―今はこんなに哀しくて、涙も枯れ果てて

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』、とうとう終わってしまいましたね(涙) 2024年の私は『光る君へ』にほぼ染められていたと言っても過言ではないほど、たくさんのすてきなものをこのドラマからもらいました。ほんとに楽しかったです。 駄菓子菓子。 タイトルを見てわかるように、この記事は「第47話」についてです。えぇ、何となくお察しいただけるかと思いますが、ワタクシ、まだ最終話に辿り着いていません。Xなどで流れてきましたので、何となくは結末を知っているのですが、最終話はまだ未

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■大河ドラマ『光る君へ』第46話「刀伊の入寇」感想―いつだってグラス片手に笑えればそれでいいのさ

さて、この記事を書いているのは12月15日(日)! つまり、大河ドラマ『光る君へ』の最終話放送日です。……にも拘らず、ワタクシが書いているのは第46話の感想……えぇ、みなさまよりもほんの少し長めに! 大河ドラマを楽しんでおりますです♡ その関係で、感想も遅れ馳せの更新になります。が、第47話も最終話も思いの限りを書き尽くす所存です。思い出しながら、ご一緒に楽しんでいただければと思います。 ・ ・ ・ 第46話は「刀伊の入寇」が中心の話題でした。『光る君へ』放送当初から、

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■大河ドラマ『光る君へ』第45話「はばたき」感想―人間五十年、下天のうちを比ぶれば夢幻の如くなり

というわけで、大河ドラマ『光る君へ』第45話の感想です。そろそろ第47話が放送になろうかという日(今日は12月6日…)に、まだ第45話の感想を書いていない! なかなかにロックな記事作成周期に入っております。もしかして、更新するのは第47話が終わってからかも…(笑)が、がんばれオレ。 そんなこんなで、第45話です。 この回は女性陣がやたらと爆弾を投下しまくる回でしたねぇ♡ 録画を見ながら、ワタクシったら、かなり不遜にドキワクしておりました♪ だって、「本当のことでも言ってい

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【共通テストnote】現役国語講師が教える共通テスト過去問の効果的な使い方

先日、昨年の共通テスト(国語)を振り返るnoteを更新しました。 これを書きながら、ふと「そろそろ、国語の過去問を解かなきゃ!」と焦り始める時期が来たことに思い至ったのです。 現役生、浪人生問わず、国語という科目を「いつも使っていることばなんだから、何だか行けそうな気がするさぁ~♬」と見做して、後回しにがちです。ですが、いざ過去問に取り組んでみたら、思いの外、解き方がわからなかったり、時間が足りなかったり、点数にならなかったり。「これ、いちばん時間がかかるヤツやん…」と途

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■大河ドラマ『光る君へ』第44話「望月の夜」感想―満月に銃口突きつけ吠えるように乱射乱撃

えりたです。 大河ドラマ『光る君へ』第44話(11月17日放送)を見ました。すぐに第45話も見る予定なのですが、44話だけでもかなり濃厚なお話ですよね……『光る君へ』の最終話近い2話をさほど時間を空けずに見るなんて、気持ちが追い付くかしら? と今から戦々恐々としています。 そして、毎回書いている気がしますが、もう44話。ついこの間、第1話の感想を書いた気持ちでいましたのに。今になって、第1話を読み返してみると、さほどテンションは変わっていない気もしますが(笑) サブタイ

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■2024年度共通テスト国語を振り返る

えりたです。 2025年度共通テストの行われるのが、来年1月18日、19日。本番まであと2か月をきりました。受験生の方は緊張が次第に色濃くなる時期ですし、それ以外の学生さんたちも「疑似本番」のような気持ちで過ごされるのではないでしょうか。 私自身、中学入試、高校入試、大学入試と種類問わず、受験業界にずっと身を置いていましたから、この時期になると、教え子がいなくても何となくそわそわとし始めます。…長年の習性っておそろしい💦 というわけで、今回は昨年2024年度の共通テスト

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■大河ドラマ『光る君へ』第43話「輝きののちに」感想―君を生きる証にしよう、誰のためでもなく。

さて、第44話の放送が終わって2日経つというのに、ワタクシったら周回遅れに拍車をかけ、ようやく第43話を見終わったのでした。 見始めてしまえば楽しいし、書きたいこともたくさん出てくるのですが、そもそもが映像苦手民なので、見るまでに時間が超かかってしまう……えぇ、仕事や勉強をやるときも、取り掛かるまでにものっそい時間を喰うタイプです、今も昔も(笑) あ、そうそう。 先日、書店で『光る君へ』のムック本を見掛けました。何気なく眺めてみたのですが、どうやら1027年くらいまで物

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■大河ドラマ『光る君へ』第42話「川辺の誓い」感想―want you,hold you,get you,僕のあんたへ。

さて、大河ドラマ『光る君へ』第42話です。 締切の関係で、この日もリアタイできず、Twitter(現X)に流れてくるみなさまの光る君絵だったり、考察だったりを見ながら、あれこれ想像しておりました。 で、土曜日の夜になんとかNHK+で視聴したのですが。 宇治の別荘、宇治川のほとりでの出来事から「宇治十帖」執筆へつなげる。また、川のほとりでの会話が最初の出会いを彷彿とさせる。それ以外にも波状攻撃を仕掛けてくる構成のすばらしさに唸っておりました。 また、宇治川の光景を見なが

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■騒がしい内向型の真実―『「静かな人」の戦略書』

こんばんは。えりたです。 本日、読了した本はコチラです。 『「静かな人」の戦略書』 ■ジル・チャン著/神崎朗子訳 ■ダイヤモンド社 ■1500円+tax ■ISBN:9784478111475 コチラは、あちこちの書店で 週間ランキングに ランクインし続けているビジネス書です。 ・ ・ ・ 私自身の話から始めます。 私は声がやたらとでかいです(笑) そして、もともと 塾講師をしていたのもあり 話し方にめちゃくちゃ説得力があるんです。 ほかにも、 ものっそい即断即決

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