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「浮ク、遊ブ、組ム」への道(3)GGPGを追体験する

いよいよ本日より「浮ク、遊ブ、組ム」展が始まり初日が終了した。平日にもかかわらず思ったよりも沢山の方が見に来てくれた。展示している方の家族、ミームのOB、職場の先輩方…通りがかりの人も何人か見に来てくれた。どうもありがとう。展示をやらなかったら会えなかった人たち。
これまでの経緯を2回にわたって時系列で振り返ってきてが、展示会の準備と普段の仕事に追いまくられて、書く予定だった内容がまだ書けていない。一旦それは小休止して、熱が冷めない今のうち、今の気持ちをダイレクトに記しておきたい。
 
当時(2023年度)の授業のメモを振り返ると先生の言葉として
「発行人である北園克衛(橋本健吉)たちが当時何を思い、何をすべきかと思っていたのを追体験してもらいたい。」
と記してあった。
僕は今回の展示を行うことで、やっと百年前のGGPGメンバーの追体験が少しはできたのではないか、と思っている。
仕事を抱えつつ、たとえ何日も眠れなくなったとしても自分のやりたいことを最後までやり抜くこと。
幾多のトラブルや人間関係などがいく手をふさいだとしても、笑顔を持ってドライブし続けること。
それぞれ自分の特技を活かして、皆で力を合わせて、一つの目的のために最後まで並走すること。
人にわかってもらったときの喜び、わかってもらえなかったときの一抹の寂しさ…
 
この怒涛のように転がっていくような感じは何かに似ている、ちょっと懐かしくもある。
そう、「バンド」だ。GGPGはバンド活動に似ている!ロケンロー!
100年前の執筆者たちもそれぞれみんな普通に生業としての仕事や、色々なトラブルを抱えた上でGGPGの制作に没頭していたのだろう。
僕たちは時間を超えて、100年前の大正時代のクリエーターと同じような波をドライブし、同じような喜びと悲しみを感じて今の時代を生きている。
きっと先生はこれを感じてもらいたかったんじゃないかな。独りよがりかもしれないけどそんなことを思っている。
 
うん、やっぱりエディトリアルデザインは楽しいね。
僕たちが感じた楽しさとワクワクを展示を見てもらうことで感じてもらえたら嬉しい!すごくクールでかっこいい展示なんだ!
ぜひ遊びに来てください!

「浮ク 遊ブ 組ム」
Territory Gallery/東京都渋谷区千駄ヶ谷1-23-6 サンビューハイツ北参道101号室 (千駄ケ谷駅・北参道駅より徒歩5分)
2025.2.20[木]-2.24[月・祝] 13:00-19:00
(最終日のみ17:00まで)
[オープニングパーティ]2.23[日]17:00-19:00(ご自由にご参加ください)
※僕は土日月は在廊しているか、近くにいます。前もってご連絡いただけれ ばありがたいです!

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