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仕事の記事を読んで思った

この写真は津南町にある清津峡の観光、映えスポットになっているトンネルの写真

 就職活動期がバブル崩壊の後の氷河期の入り始め、わが県で人口の社会増が起こっている期間。地方で都市からの大規模な人口移動が起こっているので、地銀は勝ち組と呼ばれた時代でした。
 先日も書きましたが、自分が試験を受けた時は倍率30倍くらいで、就職試験の一次が学力試験で東大生でも普通に落ちたのである。同期をみると大学に偏りはみられない。地元新潟大学や東北大学の同期は優秀だと思った。
 最初28?人くらい同期がいたが、東京外語大の同期は別にやりたいこと(翻訳者?)で退職したし、代表で挨拶した慶應法の人(女性)は今は塾講師をしているという話だ(同期と結婚している)
 精神的にまいった人もいて、優秀な彼が、と思い残念である。
 私は基本的に神経のすぶとさと、職場に恵まれ、建設畑が長かったが、仕事は大学時代に積んだ学習内容はまったく無駄ではないと思った、大学入試の勉強の方が、仕事で必要とする知識より遥かに簡単である。
 むしろ第一外国語がフランス語というアホなチャレンジ精神が役に立ったと思う。

 大学入試は中等教育の内容でしかない。つまり高卒知識である。我々の職場だと「初級採用」、国家公務員だとノンキャリアに該当する。

 就職試験の経済学などの問題は、「高等教育」の内容である。東大生、京大生でも大学で微分方程式を解いて、他人のノートを写さず自力で優を取れるような人が合格している。
 だから、同僚を見回しても優秀であるが、それが忌避されて、長時間労働もあって近年は受験者が減っている。
 労働時間が長いといわれるが、最初の職場はシステム開発で残業は長かった。今となっては成果が残る仕事だった。開発委託した会社は当時は事務器販売代理店に毛が生えたような会社だったが、このシステム開発の経験で今は自社ビルやデータセンターを持つ中堅IT企業に成長した。
 自分には昇任にも給料に関係ないが。
 土木系は法に反したことはやってはいけないが、裁量権もスケジュール管理も自分で出来てバディを組む一匹狼みたいな仕事であっていた。
 つまり仕事が楽しいのである。積極的に管理職にはならないつもりでいて、子供もエスカレーター式で国立大学に入れるような国立高校に入ってくれたので、もうガツガツする必要もない。
 
 この前の飲み会で、「もう退職まで10年切ったのか、あっという間だったなあ」と充実感しかない

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