ラブストーリーのプロローグ
皆様ご迷惑おかけしております
桜は好きですが、
季節限定桜味は嫌いです。
桜味好きなやつおるんかと思います。
おったら、まじごめん。
最終的に結ばれ幸せになる1組の男女の
ラブストーリーのプロローグです。
ここからどうやって2人は結ばれたのかは
各々想像してお楽しみ下さい
ごめんから始まる恋
プロローグ 十年振りの再会
営業マンの虎山が取引先から会社に帰ろうと駅の改札に向かっていると、
駅前にある桜の木の前で、
おそらく待ち合わせをしているであろう
1人の女が立っていた。
どこかで見たことあるなとよく見てみると
虎山が高校の時の同級生、
アン子だった。
アン子は当時ぽっちゃりした体型で、
ガサツでデリカシーのない虎山は、
よく休み時間に、
嫌がるアン子の腹を掴んでタプタプして
遊んでいたものだった。
アン子に気づいた虎山は急いで近づいて行き
虎山「おい!久しぶりやな!俺や俺虎山」
アン子「久しぶり」
アン子は髪を耳にかけながらしおらしく挨拶をする。アン子の体型は高校時代よりさらにふくよかになっているように見える。
虎山「お前全然変わらんな!またえらい太って!なんやこの腹妊娠でもしてるんちゃうか?ははははは!」
そう言いながら虎山は昔のようにアン子の腹を掴み、激しくタプタプする。
アン子「あ…三ヶ月…」
虎山「ごめん」
2人の間に一片の桜の花びらが舞い降りた。
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