デザインができるという事 Vol.1
もっと自由に働いていいんです
今回から私の20年以上のクリエーター人生の全てをさらけ出して、クリエーター初心者やクリエーター志望の方がデザインができるようになる為のノウハウをブログにしたためていきます。
ちょっとオーバーなリード文だったのですが、私が何故そんなお節介をするのか。それは働き方で悩んでいる方に自由の働き方を手に入れてもらいたい。
例えば、
・職場で無理なイエスを言わされない為に一つの企業に依存しない別収入口。
・子育て世代の方へ時間を選びながら収入を得て頂く為の武器にして欲しい。特にシングルマーザーの方。
・就活がうまくいかない学生の方。
そして、もうひとつ。
一過性のものでなく長く続けられる収入口にして頂きたという思いがあります。その為あっと驚く派手な効率化機能を使ったテクニックを伝える事をメインとしたブログではなく、プロとして信頼をおいてもらえるデザインができる様になるテクニックに絞ってお伝えさせて頂きます。
私自身も働き方で悩み続けた経験があり紆余曲折をした後フリーランスとして13年続けてきた今があります。支えてくださる関係各位に感謝をすると共に同じように働き方に悩みを抱える人の悩み軽減の為に少しでもお役に立てればと思い始めさせて頂きます。
もの作り作業は楽しいですね
学校の図工の時間なんかもそうでしたが、もの作りの作業している時はとても楽しいですね。何かが出来上がっていく様や新しい技術を覚えた時は自分の成長に喜びすら覚えます。だから早く作業をしたい、アドビアプリを触って早くデザインがしたいという気持ちが強い人もいらっしゃると思います。
もちろん、創る楽しさを味わって頂きたいですし、そのお手伝いをしたいと思っています。ただ、その前一つだけ大切な事をお伝えさせて頂きますと
作業とデザインは別物
アプリ操作を覚えたからチラシやロゴが出来上がるという認識の方が多いですがそれは無いです。
一つ例をあげますと、私が会社員時代、私よりアプリ操作に長けた新人の男の子がいました。もちろん彼はアプリ操作に自信があり作業を始めると誰よりも早く版下(印刷前のデータで見た目は完成形となっている)を仕上げてくれました。
彼に指示を出すと予想以上の速さで仕上げてくれてとても助かっていました。
ある日彼に新聞広告5段(15段が紙面全体、5段は全体の1/3の高さの面積の広告)のデザインラフを1枚お願いをしました。
お題は「直接販売申し込みに誘わなくてよいから新聞のページをめくる手が思わず止まってしまうもの」
その日就業時間内に私が5枚仕上げた間に彼は0枚でした。
彼のPCを覗くと沢山の部品が画面を覆っていました。
彼は作業は早いので部品を沢山作ったのでしょう。ただデザインが出来なかった彼は何をどうしたらよいのかわからなくなって彷徨った為画面中に沢山の部品が散らばっていたのです。
作業は手が遅くてもいずれ終わります。がアイデアが0だと完成はしません。
何故なら作業はゴールがすでに設定されているからで、この場合のデザインはそのゴールを設定する事なのです。
この部分を分離せず考えていらっしゃる方がとても多いです。
なぜこの話をしたかと言いますと、作業ができるだけではクリエーターを長く続ける事が難しいからです。せっかくもの作りという楽しい事で収入を得るチャンスなのですから、しっかりとお金を稼いで頂きたいし、しかも飽きない限りは長く続けて欲しいのです。
その為にはデザインをプラスすると強い武器になるのです。
デザインができると
とはいえ、デザインを勉強した事がないのにどうやってデザインを?
大丈夫です。
デザインが自然と身に付くアプリ操作をお伝えしていきますので余り固くならず私のブログを読んで頂けると嬉しいです。
それに、デザインってもの作りの基本が詰まっているのですよ。
だから、デザインを身に付けると実は紙媒体だけではなくwebはもちろん映像も0から作れるようになれます。何故ならもの作りの基本が詰まっているから覚えてしまえば後はアウトプットの方法を変えるだけで良いのです。
現代広告の必需品、紙媒体、web、動画どれもできるようになれますし、現に私はチラシやポスター、社内報、webデザインにゲームデザイン、壁面の大型グラフィックス、企業動画にTVCM編集、映画の合成をやっています。元はDTPオペレーターでしたがその後デザインを覚えて色んな事ができるようになりました。
そしてその色々な表現を許してくれたのがAdobe製品でした。
今回はここまでです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
次回はAdobe製品を覚えてデザイナーになる為の一歩をお伝えさせて頂きます。
これからイラレの基本操作を定期的にブログでお伝えしていきますのでフォローしてお待ち頂けると嬉しいです。
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季節柄朝夕の寒暖差が激しくなってきました。
お体ご自愛ください。
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