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MUSIC CITY FUKUOKA【地元愛】

この記事は(私の地元)福岡の音楽シーンを(勝手に)私的にまとめたものです。

“(福岡の)街を歩けば音楽が聴ける”


福岡(博多)は、一年中音楽に浸れる街。
数多くある音楽イベントの中でも、毎年9月に開催されるイベントを抜きにして、福岡の音楽事情を語ることは出来ないでしょう。
その音楽イベントとは、

『福岡ミュージックマンス』

“9月の福岡は、毎週が「音楽の祭典」だ。”


『福岡ミュージックマンス』は、街のいたるところがステージとなり、ジャンル問わず音楽が鳴り響く“音楽都市”として、福岡の魅力を最大限発信していく福岡最大の音楽イベント。
毎週末、音楽に触れることが出来る当イベントのトップバッターを飾るのは、福岡最大の野外フェス『Sunset Live』。

福岡の最西端ビーチ芥屋海水浴場(福岡県糸島市)で、毎年8月末から9月上旬にかけて行われている老舗の野外フェス。
今年(開催されれば)で27回目を迎えます。
私も昨年、『Sunset Live』で思う存分フェスの音楽を体験してきました。

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2018年9月2日(日)撮影。
Sunset Live2日目(最終日)の大トリを飾った『シーナ・アンド・ザ・ロケッツ』出演時のワンシーン。

鮎川誠氏のステージアクションは、年齢を感じさせない(当時70歳)攻撃的なモノで、鳥肌が立ちっぱなしで、フェスの醍醐味を最後の最後まで感じさせてくれました。

「大自然の中で聴く音楽は、普段の生活の中では聴けんとばい!」
(何故そこだけ博多弁なんだ!)


続いて紹介するのが、野外フェスから一転、九州の繁華街“中洲”で大人のジャズを聴かせる『中洲ジャズ』。

昨年の観客動員数が10万人に達した西日本を代表するジャズ音楽イベント。
このイベントの最大の魅力は、

「無料で聴ける」(注1)ことです。


プロ・アマ問わず、出演者全てのステージ(注2)が無料なので、
「そりゃ、聴かな聴かな!」と多くのジャズ音楽ファンが全国各地から押し寄せてきます。(押し寄せてくる理由は他にもありますが)

そう言えば、ひょんな事から『中洲ジャズ』の撮影現場(注3)に携わる機会をいただいた過去がありまして、当時私は『福岡城』という福岡で活動中のJAZZバンドのステージ撮影をさせていただきました。

撮影日:2011年8月27日(土)
撮影場所:キャナルシティ博多 B1F サンプラザステージ
演奏者:福岡城

 ジャズバンド『福岡城』
九州は筑前の国、黒田藩の地で築かれたハードバップジャズバンド。
その歴史は築城より二十年余。
幾多の御家騒動を経て現在の城主と家臣による六人の侍に至る。
珍しい三管編成を配した重厚な城構えにより、格調高く迫力溢れる演奏を繰り広げる。
城下町大名のJAZZCLUBで定期的に演奏しながら、中洲JAZZ、MCT、イスラ・デ・サルサなどの多くのイベントに参戦している。

“緊張”と“感動”が入り混じった撮影現場でしたが、貴重な体験が出来たことに私は今でも感謝しています。

ジャズに続く音楽は何?
3番手に登場するのは、ゴスペルを愛する人たちが、“歌うことの喜び“”を発信していく九州最大級のゴスペルイベント『九州ゴスペルフェスティバル』。

“九州の玄関口”JR博多駅の駅前広場で2日間に渡って行われる当イベントは、『Sunset Live』、『中洲ジャズ』とは違った“音楽の楽しさ”が体験できます。開催期間中、ずっとゴスペル音楽に浸れます。食事をしながら、お酒を飲みながらゴスペル音楽を聴くことが出来ます。圧巻なのは、参加者全員(2000人規模)でゴスペルを歌うグランドフィナーレ。
私も、そのグランドフィナーレを聴いたことがありますが、鳥肌が立ち、思わず涙を流すほどの感動を受けたのを憶えております。

九州ゴスペルフェスティバル公式チャンネルより『九州ゴスペルフェスティバルin博多』 5周年記念ダイジェスト動画。

嫁さんと小学四年生になる娘はこのイベントが好きみたいで、毎年聴きに行っているとか。
ゴスペル音楽を聴いてみたいと思っている方必見のイベントです。


野外フェス、JAZZ、ゴスペルに続くのは、『FUKUOKA ASIAN PICKS』という、福岡の音楽産業活性化を目指すプロジェクト「FUKUOKA MUSIC FACTORY」が主催する、福岡とアジアを繋ぐ音楽イベント。

福岡のカルチャー発信地の一つ“キャナルシティ博多”で、新たな人材を発掘する為のオーディションが行われたり、アジアの音楽関係者による特別講義だったり、交流会だったりと、“音楽を聴く”だけではなく、“音楽に触れる”、“音楽を知る”といった、新たな音楽(を含むクリエイティブ全て)のプラットフォームをつくるための場を提供していくのが、当イベントの目的(だったと思います)。

福岡若手ミュージシャン発掘プロジェクト「FUKUOKA Music Factory 2015 ブロックA」で最終審査に残ったミュージシャンのライブ音源。
演奏場所:キャナルシティ博多 B1F サンプラザステージ

正直言って、私はこのイベントに行ったことがなく、この記事を書くまでどんなイベントなのかも詳しく知りませんでした。
次回開催時は是非、体験していきたいですね。


トリを飾るのは、九州最大の繁華街“天神”の街全体が熱狂の渦と化す『MUSIC CITY天神』。

福岡市役所西側のふれあい広場(メインステージ)を中心に、多数の特設ステージ上でPOP・ロック等ジャンル(プロ・アマ)問わず、130組以上のミュージシャンのライブを体験できる『MUSIC CITY 天神』。
普段耳にすることのない音楽が気軽に聴けますので、常に“新しい発見”と出会うことが出来ます。
私も何度か会場へ足を運んだことがありますが、先入観なく聴けるイベントだと思っていますし、「おおっ!」っと思わせる当イベント限定(大物ミュージシャン同士)のジョイントライブ(注4)に遭遇出来たりと、文句なしのフリーライブだと思っております。

毎年9月の毎週末に、このような素敵なイベントが毎年開催されるのも、福岡の街全体(注5)が“音楽が好き”だから実現できることであって(福岡県民の気質でもあると思いますが)、数多くある福岡の魅力を“音楽”というフィルターを通して、九州全域へ、全国へ、アジア全域へ情報発信していく手段は、福岡だから出来るのでは?と。

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福岡(博多)は、数多くのミュージシャンを輩出している“めんたいロック”発祥の地。

その文化は時代の流れとともに、様々な化学変化を起こしながら今でも受け継がれています。
「福岡ミュージックマンス」もその一つです。
このイベントをきっかけに、プロデビューした方もいます。
このイベントで、新しい音楽と出会った方もいます。
このイベントを体験することで、「福岡に住んでて良かった」と思った方もいます。
私も、「福岡に住んでて良かった!」と大声で叫びたいです(笑

わたしたちにとって博多とは?
音楽をはじめとして、衣・食・住・祭
博多はすべてが揃う“エンターテイメントシティ”
ジャンルを問わず、いつも時代の中心で
エンターテイメントを発信し続ける街。
だからわたしたちは思う、
博多がおもしろくなれば
九州が、日本が、世界がおもしろくなる。
NO HAKATA,NO LIFE.
(引用元:アミュプラザ博多/JR博多シティ)

私が参加しております『書くメシ』というコミュニティでも、現在継続中『書くンジャーズ』というマガジンでエンターテイメントを発信し続けていくことで、少しづつ、何かが変わる。
面白くなる(はずです)。
そう思いながら、毎週記事を書いております。

最後に、
「福岡市博多区からやってきました“ナンバーガール”です」から、Live映像をご紹介。
曲目は、『OMOIDE IN MY HEAD』。

1990年代末期〜2002年頃に爆音を鳴らし続けた、福岡を代表とするロックバンド“ナンバーガール”その彼らが『FUJI ROCK FESTIVAL 2001』出演時の模様を撮影、アップロードされたものです。

以上、書くンジャーズ日曜日担当の小森が、爆音全開で今週のテーマ【地元愛】について書かせていただきました。

※注1→後述のイベントも無料イベントでした...orz
※注2→国内外で活躍してるビックネームから、福岡で活動するミュージシャン含む全ての参加者。
※注3→2010年と2011年の2年間。
※注4→『中洲ジャズ』、『九州ゴスペルフェスティバル』でも聴くことが出来ます。
※注5→主催は『We Love 天神協議会』、協力は福岡市

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