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無益バンザイ㊷関西弁はなぜ読みにくいのか

こんにちは、しげながです。

うすうす気付いてはいたのですが、関西弁って読みにくいですよね。関西人の私ですら関西弁を活字で見ると「ん?」となります。

そこで今日は「関西弁はなぜ読みにくいのか」について書いていきたいと思います。

私が思う関西弁が読みにくい理由はこちらです。

  • たとえ関西でも、教科書の文章で標準語に慣れている

  • 関西弁は”音”で聞く言語

ではそれぞれ解説していきます。


たとえ関西に住んでいても、教科書で標準語に慣れている

私の家は転勤族だったこともあり、東京→名古屋(ここで生まれた)→大阪(2年ほど)→京都(20年くらい?)と幼いころから転々としていました。

とはいえ関西に来てからの記憶しか残っていないので、生粋の関西人と言っても過言ではありません。

周りは関西弁ですが、学校で習う言語は標準語です。
なので国語の教科書にはこんな感じの文章が載っていました。

「太郎くん、何を探しているのですか?」
「花子さん、僕はかわいい花を探しています。」
「そうなんですね。一緒に探しましょう。」

めちゃくちゃ適当やな。まぁざっとこんなもんでしょ。知らんけど。

太郎くんが何を探しているのか、一回読んだらわかりますよね。

ところがこれが関西弁だったらどうでしょうか。

「あれ、太郎やん。なんしてんの?」
「おー花子やん。ちゃうねん今さ、かわいい花ないかなおもてこの辺見てんねん。」
「そうなんや。一緒に探そか?かわいかったらなんでもええの?色とか形とか色々あるやん。ってか太郎って何色好きやったっけ?」


会話の尾びれがすっごい。でもこれがナチュラルな関西弁じゃないでしょうか。

そしてやっぱり読みにくい

標準語の方からしたら太郎くんのセリフ内にある「ちゃうねん」って何?って感じですよね。
これは「違う」と否定しているのではなく、この「ちゃうねん」に特に意味はありません。
軽い接続詞と思ってもらえたら。


関西弁は”音”で聞く言語

先ほどの太郎くんと花子さんの会話関西弁Ver.ですが、私はある方法で文章を作りました。
それは、脳内で喋ってから文字に起こす方法です。

脳内で関西弁を話して”音”として捉えると、書き起こししやすいんですよね~。


…………ここまで書いて気付いてしまったのですが、これって私が関西弁に慣れすぎてて耳馴染みがいいから音で理解しやすいのかもしれませんね。


なんてこった。せっかくここまで書いた意味がないやんか。

標準語を話している方はどうですか?関西弁を読むのと聞くのとでは、どちらが理解しやすいのでしょうか?
誰か気が向いたら教えてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました( ˙꒳​˙ )

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