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FPから節約お兄さんになって変わったこと

こんにちは、節約お兄さんです。

FP(ファイナンシャルプランナー)という仕事から、去年5月に改名し”節約お兄さん"として活動しています。

「スーツを着ない」「営業をしない」「商品を持たない」と、金融業界では珍しい形で仕事をしています。だってスーツ暑いんだもん。

改名してからは「どうやったら稼げるか」はあまり考えず、「どうやったら人が集まるか」だけを考えてトライ&エラーの繰り返しの日々。


おかげで1年間で200名以上の初めましての方と出会うことができました。

それもこれもインスタでの情報発信のおかげだと思ってます。ありがとうSNS。

節約お兄さんのインスタはこちら↓

相談については「noteの月額マガジンを購読してもらうと"家計の相談し放題"」という形で、LINEでの相談、ビデオ通話での相談がメインで毎日購読していただいてる方からの相談を受けています。

今現在は家計相談の新規受付はストップしているのですが、落ち着いたらまた再開もしようかなと考えてます。


さて、今回はFPから節約お兄さんに改名してからどんな変化があったのかを書いていきます。

これは特別僕にSNSについての知識があったわけでも、SNSのコンサルを受けて上手くいった訳ではありません。周りのSNSに詳しい人に少しアドバイスをいただきましたが、情報発信から実際の相談に持っていく形で仕事をしている人が少ないので、自分なりに仮説と検証を繰り返した結果だと思ってます。

現在保険の営業をされている方やFPさんにとっては有益なお話もできればと思います。


FPという仕事

みなさんはファイナンシャルプランナーという仕事をご存知でしょうか?

ファイナンシャル・プランナーは、顧客である個人から、収支・負債・家族構成・資産状況などのソース提供を受け、それを基に住居・教育・老後など将来のライフプランニングに即した資金計画やアドバイスを行う職業・職種、およびその職に就く者。                           引用:Wikipedia

簡単に言うとお金のよく分からないを解消してくれる人です。

ウィキペディアではすごくクールに書いているのですが、僕が初めてFPとして活動した時の感想はこちら。

ファイナンシャルプランナーは、顧客になってくれる人を血眼になって探し、会ってもくれるか分からない、話をしてもしっかり聞いてくれるか分からない中で必死に営業をし、FPという認知度の低い仕事を1からプレゼンし「お前ってこういう仕事してるんだな!」と感じてもらうのがスタート。なお、これができない人はすぐに辞めていく超過酷な仕事。1~2年間はブラック。たまにマルチ商法と勘違いされる。       引用:節約お兄さん

やり始めたときはこんな感じでした。もうね、「職業について熱弁しないと分ってもらえないFPの認知度の低さクソ」だと思ってましたよ。スーツ屋さんとか居酒屋さんとかのシンプルさが欲しい。

ただ、分かってもらえた人には「FPって最強やな!」と言ってもらえる事もあり、その言葉で疲れた身体も吹っ飛びます、そんなお仕事。

FPにも色んなFPの営業スタイルがあるのですが、僕がやってたのは保険がメインだったので、以下の流れで営業していました。

・リストアップ(見込み客の整理)
・アポイント(連絡し、アポイントに持っていく)
・自己紹介(なぜFPをやっているのか、FPの仕事など)
・ニード喚起(なぜFPが必要なのか、なぜ資産運用が大事なのか)
・ヒアリング(顧客の現状の整理)
・現状のリスクの洗い出し
・商品の選定
・契約
・紹介依頼(これがないと継続できない)

自己紹介までが仕事の8割を占めるくらいではないかと思ってます。いくらFPの仕事がよかったとしても自分を信用してもらえないとそもそも話を前向きに聞いてくれないので。

ただ、節約お兄さんになってからはこんな感じです。

・ヒアリング(顧客の現状の整理)
・現状のリスクの洗い出し
・商品の選定

前半部分後半の一部が全てなくなりました。また、契約する商品を持っていないのでその部分もなくなり、紹介依頼はしなくてもお客さんが自然と紹介してくれるようになりました。

それもSNSの情報発信のおかげです。


前置きが長くなりましたが、今回は「節約お兄さんになって変わったこと」を書いていこうと思います。


営業をしなくてもお客さんが来てくれるようになった

これが一番大きいです。

FP時代は自分で見込み顧客を探して営業をし、紹介依頼でまた新しい顧客を探すといった流れで仕事をしていたのですが、現在は情報発信のおかげで向こうからお客さんが来てくれるようになりました。

もうストレスフリー極まりないこと。そのおかげで新しい顧客を探す時間が必要なくなったので、勉強したり他の時間に割くことが出来ています。

色んなコストがなくなった

また、他にも色んなコストがなくなりました。金銭面的な部分はもちろん、時間のコストがかなり削減されました。

《移動コスト》
基本的にビデオ通話による面談になったので、顧客に合わせて場所移動をすることがなくなりました。移動だけで1~2時間消費する日もあったので、これがなくなったのはかなり大きいです。

《カフェ代》
FP時代、基本カフェ代はこちら持ちでした。1杯400~500円はするので、20面談でも1万近くはかかります。そのコストもなくなったので、節約です。

《信用してもらうまでのコスト》
FPは信用してもらうことが非常に重要になります。せっかくいいプレゼンができたとしても、「この人なんか信用できないな」となればプレゼンの時間も泡になって消えます。これはお客さんから聞いたのですが、「インスタで投稿やストーリーズ、またインスタライブを見てたら人柄がなんとなく掴めるので、面談する前から信用していた」という声も。"親しみやすさ”を意識していたので、その言葉を言ってもらったのは自信にも繋がりました。

上のようなコストがなくなることで、時間効率がかなりよくなりました。その分1日の面談数を増やしたり、作業をすることも可能になりました。

SNSが勝手に営業から保全まで全部やってくれている

1年半くらい情報発信を続けて気づいたことですが、SNSで情報発信をしているとお客さんから「そういえば今度車を買おうと思ってるんです!ちょうど知りたい内容だったので助かりました!」などの声を頂くことがあります。

FP時代はコンプライアンス上SNSをやってはいけなかったので、こちらから「お変わりありませんか?」と連絡をして現状を聞いたり。これを何百人にやっていくと膨大な時間がかかります。

なので、コンプライアンス上問題なければ営業マンは絶対にSNSやったほうがいいです。これは断言できます。仮に顔出しをしなくても信用を勝ち取る方法はいくらでもありますし。

保険を売っていた時よりも相談が増えた

この1年半、「商品を持っていないからこそ気軽に相談できる」という仮説を立てて活動をしたのですが、保険の相談だけでも15~20世帯は相談を受けています。もし今僕が保険募集人で保険を販売することができれば、かなりの年収になると思います。

「SNSで医療保険はいらないって言う人は多いけど実際はどうなの?」「保険屋さんが勧める保険って全部保険屋さんが儲かる保険?」とか、そんな相談を受けたりすることも多いです。

ただデメリットとしては相談を受けた僕自身がお客さんに対して保険の契約ができないことです。せっかく考え方をすり合わせたのに、「保険の窓口で契約してきてください」という案内になるとまた窓口の担当さんの考え方を聞かないといけなくなるリスクもあるので。

なので、最近は自分が信頼できるFPさん保険屋さんを紹介するようにしています。そのほうがお客さんも混乱しないかなと思うので。

今後の展開

2020年8月いっぱいで相談の新規受付を終了したので、「今後はどうしていくの?」と言われることがあります。

今後の展開としては3つ考えています。

①SNSの情報発信の継続
②全国の優秀なFPさんと繋がって、全国の家計に困っている人を助けていく
③不動産や車などの大きな買い物についてぶっちゃけてくれる会社と仕事をする

一つ目は引き続き、たくさんの人に見てもらうために情報発信をしていきます。最近インスタの投稿がストップしていましたが、自分の中で投稿のハードルが高くなってしまっていた気がします。投稿数はまだまだ少ないので、質より量を増やしていきます。

二つ目に関しては、僕自身が対応できるお客さんの数が限られているからです。全国に信頼できるFPさんがいれば、もっと家計に困っている人たちを救えるなと。

三つ目に関しては、漫画の”正直不動産”のような人と情報発信をして、「ぼったくりをなくそう」という試みです。大きな買い物であればあるほどブラックボックスが潜んでいるので、お客さんがぼったくられない為にちゃんとした不動産屋さんや車屋さんと仕事をしていきます。(正直不動産という漫画を読んでない人はよければ下のリンクから買ってみてください。営業マンはもちろん、これから家を購入する人にもオススメです。現在連載中で、9巻まで出ています。)


コラボも募集しております

これは事業をされている方に向けてですが、「節約お兄さんとこんな仕事できるかも」「こんなことやらない?」などの依頼を受け付けております。

"BtoCを盛り上げる"というテーマで活動をしているので、僕のSNSを見て共感する部分があったり、一緒に仕事したいという方はぜひご連絡ください。



読んでいただき、ありがとうございました!


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