![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/55938646/rectangle_large_type_2_a12e0524b6825a94050a69d28d2d42d0.png?width=1200)
朝倉未来『Breaking Down』に、菊野克紀が登場
朝倉未来 選手がスペシャルアドバイザーを務める、7/4(日)総合格闘技大会『BreakingDown』に、プロ総合格闘家の菊野克紀 選手が参戦する。
街の喧嘩は1分以上できない。
1分最強を決める大会。
1分ならどの格闘技が一番強いのか?
●昔の総合格闘技
現在の総合格闘技は、
『MMA』という格闘技スポーツの一つ。
それはそれで面白いのですが、
40年前、30年前、20年前の
アントニオ猪木の異種格闘技戦
とか
前田日明のリングス
とか
初期のUFC、
K-1、PRIDEぐらいまでは、
『どの格闘技が一番強いのか⁉︎』
という漫画の世界、
ワクワクするファンタジー感こそが
総合格闘技の魅力でした。
今回Breaking Downに参戦する、
菊野選手がエースとして活躍していた舞台、
『巌流島』は、
総合格闘技のドキドキワクワク感を復活させようと試みた格闘技イベント。
リングでも金網でもない、
相撲の土俵のような、ドラゴンボールの天下一武道会のようなマットで、
場外に落としたら勝ち。
高齢の合気道有段者、蟷螂拳の使い手、カポエイラ・マスター等が出場していて、真剣勝負なのに”プロレスよりもプロレス”で楽しかった。
菊野選手自身が地元鹿児島で開催した
『格闘道イベント敬天愛人』
も同じくファンタジー感満載の大会。
ルールは巌流島に似ていて、
試合コスチュームは皆、自分のバックボーンのコスチューム。
空手は空手衣。
ボクシングはボクサーパンツ。
そんな菊野選手が、
『Breaking Down』に導かれるように参戦を決めたことは、当然かもです。
●英雄
菊野選手は、
鹿児島の格闘技関係者の中では英雄。
僕も鹿児島在住ということで、
練習させていただいたこともあったり、
いろいろお世話になったのですが、
最初にお会いした時から、
格闘技に対する"真っ直ぐ感"が半端無かったです。
鹿児島で極真空手をやっている頃から、
地元鹿児島の小さなアマチュア総合格闘技大会に参戦していた。
すでにUFCに参戦していたのに、
ブラジリアン柔術のセミナーに、普通にお金を払って、一般人に交じってセミナーに参加されていた。
沖縄拳法空手を始められてから、
更に武道家としての信念が強くなったと思うのですが、
まるで『アントニオ猪木vsモハメッドアリ』のような、テコンドーの雁字搦めのルールの中で、
空手を武器に勝負して、全日本テコンドー選手権準優勝。
キックボクシング『Knock Out』では、
同じく空手を武器に、ムエタイの世界チャンピオンとフルラウンド殴り合って判定負け。
お金よりも
『自身が考える、武術の道』の方を進んでいるんだろうなと思います。
●空手vs大相撲
菊野選手の対戦相手、
元大相撲の力士、現在キックボクサーの
野尻和暉 選手。
体重130kg。菊野選手との体重差約50kg。
グラップラー刃牙の世界のように、
喧嘩では、大相撲が最強なのか⁉︎
菊野選手が、
数十年前の総合格闘技の
ドキドキワクワク感を再現させるのか⁉︎
1分1Rの
『Breaking Down』には、
新しいファンタジーの予感がします。