【大津プラン】2023年参加者レポート①
プラン参加の目的や移住を考えた経緯について
京都に生まれ育ち、京都以外では、滋賀が最も身近なまちのひとつでもあったので、移住候補を考えるなら滋賀かもと考えていました。
どのような生き方をするかは、どのような住み方をすることでもあり、個人的には、都市圏とゆったりとした気持ちで生活できる「二拠点生活」のようなことにも興味がありました。
この一年間、滋賀全域を周る機会を多々持ち、滋賀の特徴や良さを感じ、学んできました。
その中でも特に大津は、滋賀の中心地でもあり、よく訪れる機会のあるまちです。
歴史文化にも恵まれていて、京都や大阪にもアクセスが良いので、移住する場合には一番敷居が高くないのではと思います。
移住を考える場合、あまりにも田舎地域に移住してしまうのではなく、「トカイナカ」的な初めてでもある程度移住しやすい、「グラデーション移住」をすすめておられたのですが、大津はそういう意味でも最初の移住にとって良い場所ではないかと感じます。
県としても移住を進めてられるイメージがあり、特に県の北東部・北西部の各地域で、盛り上がりを見せているように感じます。
1社目の体験内容や企業の魅力について
一社目は、『社会福祉法人美輪湖の家大津』さまでした。
ご紹介いただいたのは、潮崎さまでした。関東から滋賀に移住されたとのことで、滋賀の魅力をお話されました。
事業は、大津を中心に社会福祉活動を行っていて、施設では利用者の方が、元気にあいさつをされていて、とても和やかそうにお仕事をされていました。
大変なこともあるのかもしれない中、みなさん前向きに働かれていて、とても素晴らしいなと感じました。
いろいろと作業も選択しながら、好きなことや得意なことをされていて、一律に同じことをしないのはとても良いことだと感じました。
また、農場も運営されていて、内外で働くことによる良い相乗効果もあるのだろうと思いました。
最後に、滋賀の位置情報、天候・文化・特質等、いろいろと情報交換する時間を持ちました。新たな滋賀の情報を知ることができたと思います。
2社目の体験内容や企業の魅力について
二社目は、『綾羽株式会社』さまでした。
ご紹介いただいたのは、山根さま・上野さまでした。お二人とも滋賀の出身で、人事のお仕事をされています。
京都でも何度か利用させていただいたことのある、アヤハディオでなどでおなじみの会社です。ハヤハディオ以外でも、いろいろなサービスを展開されていて、とても勉強になりました。
とても働きやすい会社だと言われていたのが印象的でした。確かに、お話を聞く中から、働きやすく過ごされているのだろうなと感じました。
また、滋賀の人はあまり自分を押し出さない人が多いとのことでした。確かに、自分を必要以上にアピールする必要がなかったり、前に出ようとしなくてもいいということは、それだけ人間同士のコミュニケーションが良好で、信頼感があり、リラックスしている状態にあるということだと思います。
近年は、必要以上に自分を良く見せようとしたり、飾ったり、自己アピールすることが求められる時代になってきています。しかし、上記のような県民性は、滋賀の良い特質を表していて、ある意味これからの時代に求められる性質のものではないかと感じました。
地方で“はたらく選択肢“について
滋賀は、文化的・経済的にも恵まれた近畿圏にあり、また近畿圏の中でも中部圏にもアクセスし易いという利点があると思います。
このような立地から、滋賀はある程度都会的な雰囲気もありながら、極度に田舎でアクセスが悪いわけでもなく、閉鎖的というわけでもない、いわゆる良い意味での「トカイナカ」的な県だと思います。
大津は、生活するには十分な大型店もそろっていて、自然に囲まれた素敵な場所だと思います。今回、休憩の時間に、大津港近辺を見学しましたが、いろいろと魅力的な観光地もあり、移住をするには、魅力的な場所だと改めて感じました。
今回、様々な点で前向きにご協力いただいた方々に感謝申し上げます。ありがとうございます。
※訪問企業情報
<1社目>
会社名:社会福祉法人 美輪湖の家大津
住所:〒520-0837 滋賀県大津市中庄2-2-11
TEL:077-535-9082
公式WEBサイト:https://www.biwakonoie-otsu.or.jp
<2社目>
会社名:綾羽株式会社
住所:〒520-0801 滋賀県大津市におの浜1丁目1番3号
TEL:077-528-5002
公式WEBサイト:https://ayaha.co.jp