貧乏はお金だけにしておきなさい。(自分へ)

どうにかなるや、それがモットー。
今までもどうにかなったし、これからもきっと大丈夫。変な確信と自信。どこから生まれてきたの？私自身の七不思議....

20代はひたすら仕事と遊び。恐らく仕事も遊びのひとつだったかもしれない。昼はパチンコ屋さんを経て派遣社員をしたり、はたまた金券ショップの店員さんもしたし。夜はスナック、キャバクラ、パブやらでホステス。実家の姉がスナックをやっていたこともあり、元来のお酒好きも功を奏して接客業は嫌いじゃなかった。スーパーヘルパーとして場を繋ぐ事にやり甲斐もあったな、と思います。
20代そこそこで、割とちゃんとしたお金を稼ぎ、遅れずに家賃を払って生活もしていたし、好きなダンスは多くて週に4-5回通えたり、朝まで呑んで踊って毎日が忙しく、寝不足だった。
遊び過ぎて、帯状疱疹が出来たほど。
働くけれど、遊びもそれ以上。リッチなモノが欲しくなったり、お付き合いや、背伸びが過ぎて、お金は手裏剣の如く、手から離れていく。
そんな中、ネズミ講みたいな詐欺紛いなモノにもハマり友人を巻き込んだり、なんだかいろいろありました。流行りだったんだよね、その時それが。
世の中の流れとか、そこに居るための手段がお金を使いまくる事、自分の身の丈から外れる事も若かりし良き思い出です。
いやぁ、最高で幾らくらい借金があっただろうか？高級車が買えたな、と思うのだけれど、それを1年くらいで完済した自分もなかなかの根性だったな、とも思う。

出来たから、また出来るはず。だから大丈夫、、負の連鎖って自分よがりで恐ろしいですわ。

ヨガ講師をしながら学んだ「欲とは、エゴとは」さえも、言い訳をしながらも「煩悩は人間らしい」という信念なんだけど、我慢が出来ない性格と運の良さだけで生きてきたこの42年に、はて？経験やら痛手やら、有難い経典さえも活かされているのか疑問しかないです。
今ももちろん金欠気味です。まぁ、価値観なんだろうけれど、そう思い、上を見上げてしまう欲深い私。
金の切れ目は、という言葉もある通り、私はそこを断ち切る事や、ひとりぼっちという選択も難しかったのだろう、と思ったり、一応振り返ってもみる。
お金が足りないと浮き沈みをしながらもそれが私が生きる理由かもしれないな、と思うと貧乏暇なしですよ！

元を辿れば、幼い頃から裕福では無くて、「自分で稼いで欲しいモノを得てやる！」というハングリーさ、高学歴を選択せず、努力もしなかった自分のせいでもあり、その日暮らしを選択しつつ、目の前の欲に負けてしまった、全部自分のせい。選択を後悔してはいないけれど、継続とか努力とか我慢が足りないのは事実であり、なかなか直らない厄介もの。

パチンコ屋さんの店員時代は、んまぁ、ギャンブルですから、周りにそんな人たちが居ると逆に客観的にもなりました。が、辞めた理由は“パチプロ”でもいけるかな？という好奇心。アホやー！無一文になって気付いたんだけれど、自分の誕生日さえ何も買えず、食べられず、泣いたよね。思い出すだけで悲しい。

派遣社員時代は、安定したお給料で仲良くなった同僚たちと、なんとなくな一般的20代女子らしい遊びが出来たと思う。仕事帰りにご飯に行ったり、カラオケ、クラブ、買い物、などなど。友人たちは今はお母さんになり、お子さんたちの成長記録をSNSで見ると、自分はあまり変わらないなぁ、とか考えたり。全ては選択なんだけれど。

ホステス時代もお客様に高級ご飯に連れて行ってもらったり、新宿2丁目でエンターテイメントとは！を学んだり、マナーやらディープな大人世界、お酒の怖さや歪んだ人間関係とか、なかなか色濃い経験をしたなぁ、と思います。

20代は沢山の仕事をして、それぞれ掘り起こすと、本が書けそう。

とにかく、忙しいは楽しい。その為の体力と、ある程度のお金は必須だったのです。

楽しかった、と笑う事は簡単だけど、光と陰も大きかった20代。今もそうだけれど、ざぶーんと来る波。貝になれない性格だから「つらいー！」というのもこうやってアウトプットでバランスを取る。今、ちょっとダークサイド気味、すぐ終わるんですけどね。

全部ノンフィクションで、そりゃそうなんだけど、忘れたい事もあるし、それってなかなか忘れられないからただしまってある。
貧しさはお金だけにしたい。仕事をしてお金を得れば解消されるから。そして、ツールでしか無い、と昔から思っているので、必要なところに、届いて欲しい、というのも本音。(一応寄付をしたり、困っている友人や家族に貸したり、丼勘定で奢ったり、自己満でお金を使ったりも大好きです。) バランスを取る事が大事だからね、と今日も開き直ってみます。まとまったかな？

実際バンコクの生活では、日本に居た時よりもお金は掛かりません。
お給料は日本に居た時よりも1/3程度なんだけどワガママなワンコを飼って、ポンコツでただ可愛いだけの車を持っていて、ゲスト用ルームもある部屋に住んでいるけど、贅沢をしている訳では無いです。この言い訳はまた今度。

好きなものに囲まれて、納得してお金を使えている自分はお金は持っていない金欠だけどそれ以外は貧乏じゃないってことか。
幸せってことです。やったー

またレベルUPした！

では、では。
Y.