群馬県藤岡市にある藤岡郵便局の風景印には和算で名高い関孝和(1640?-1708)を顕彰した「算聖之碑」が描かれています。
関孝和
関孝和は、藤岡で生まれたと言われていますがその生い立ちについては不明な点が多いそうです。
「上毛かるた」には「和算の大家、関孝和」と読まれており、群馬県の人には「せき こうわ」の方が通りが良いかもしれません。
関孝和の業績については、記念碑の碑文が詳しく記されていますので、そちらを引用しました。
記念碑の地図
記念碑は藤岡市の中央公園の敷地内にあります。
動画
碑文
碑文を書いた藤沢利喜太郎(ふじさわ りきたろう 1861―1933)も帝国大学の教授を務めた数学者です。
藤岡郵便局
風景印は郵便窓口で郵便物を差し出す時に押してもらえる赤茶色の絵入りの消印です。郵便窓口に「風景印を押して出してください」とお願いすれば、差し出す手紙やはがきに押してもらうことができます。また、63円以上の切手を貼ったカードなどに押してもらって差し出さずに持ち帰る(記念押印)こともできます。
風景印は1954年(昭和29年)4月1日から使用開始されたものです。郵便窓口は平日のみの営業ですが、ゆうゆう窓口で差出ができると思います。