Vol.1 50歳代で気付け、還暦の壁は意外と高いぞ!
還暦の壁を気にせずに働き続けられるのは投資家、開業医、起業家及び後継者、芸術家それと自営業 等のわずかな方々であり、大多数の難なく?無事に?勤め上げる雇われ従業員すなわちサラリーマンは、
60歳の誕生日を迎える数ヶ月に再雇用契約の判断をするわけですが、あくまでも年度契約社員で
あって年金受給開始歳まで働ける保証なんてものはありません。
社会情勢での景気変化の波が襲ってきた場合、経営層は防波堤を築いた後に若手正社員を守るための
管理職の賃金カットが行われるか関連企業への移籍出向、そして契約社員の人数調整に手が伸び
見事抽選に当選した者は、生活を支えるためだけではなく家で邪魔者扱いをされないためにも働き続けなければならないのです。
退職後家にいる苦痛は、週を重ねる程に計り知れないものが有り、やがては養って来た家族に気を遣うようになり、ゴミ出しやら雑用をする事にて「役に立っているぞ~」アピールを密かにするように追い込まれていくものです。
それでは再び社会に貢献する決意?の下、捏ねなくして就活して気づかされることと云えば50歳代で
あれば積み重ねてきたキャリアでの知識、実績を武器にしたアピールが出来て面接、面談の連絡を受けることが出来ていましたが、還暦の誕生日に赤いちゃんちゃんこ(半纏)を家族からプレゼントされ
羽織った後でエージェント登録の内容を見直し更新を済ませ応募してもエージェントからの回答は
「・・・のため見送り、お役に立てなくて申し訳御座いません」となるのが残念ではありますが直面した現実となるのです。
されば海外駐在案件であればどうかと言いますと博士号を持っていないとか駐在する国が定める学歴が不足しているおじいには応募資格さえなしとなる案件があることを再認識させられてしまいます。
それと振り返って気づく事とすれば、エージェントからのハンティング連絡がばったりと閉ざされたことです。
会社員時代には、メールの他に就業時間中突然見覚えのない番号から着信が入り、もしや仕事関係の連絡か、家族のトラブル関係の着信が個人携帯にと思いで緑の通話をタップして出てみると知らないエージェントからのハンティング連絡であったという経験を幾度となく受けていましたが、60歳の誕生日にお世話になったことのあるエージェント担当者からのお祝いの連絡を受けて以降国内外のハンティング連絡がバッタリ途切れてしまっていました。
それでも生きていかなければなりません、税金、保険、ライフラインを使い続けなければ住み慣れた場所での生活を継続することは出来なくなります。
還暦の壁を超えるための策はないか!
それではどうするのか・・・・