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【ユースレポート】飛躍の1年となった滋賀レイクスU18の2024年

滋賀レイクスが保有する育成年代の「ユースチーム」で、2024年度は「U18(18歳以下の高校年代)」にとって大きな飛躍の1年となりました。滋賀レイクスU18は今シーズンの集大成となる「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2024」に参戦しており、12月28日もアウェーで富山グラウジーズU18と対戦します。ユース飛躍の1シーズンを振り返ります。

Bリーグユース大会での躍進

2年連続でリージョナルリーグ西地区2位

昨年に続き、「インフロニア B.LEAGUE 18 REGIONAL LEAGUE 」にて、西地区2位となり、「インフロニア B.LEAGUE 18 ELITE  LEAGUE 2024」の出場権を獲得しました。優勝した名古屋ダイヤモンドドルフィンズU18には2年連続で及びませんでしたが、今年は52-56の接戦に持ち込むなど、1年での成長を確かめることができました。

U18オールスター出場メンバーに2人が選出

キャプテンの松尾和選手と2年生の梶原悠真選手が1月に千葉・船橋で開催されるインフロニア B.LEAGUE U18 ALL-STAR GAME の出場メンバーに選出。松尾選手は1年生時から3年連続、梶原選手は初出場となります。2名の選出はクラブ史上初めてとなります。

U18チャンピオンシップで初のベスト8

4回目の開催となる「インフロニア B.LEAGUE U18 CHANPIONSHIP」では、昨年ベスト16で敗れたU18 川崎ブレイブサンダースに、同じベスト16で再戦となり、雪辱を果たし、クラブ史上初のベスト8入り。準々決勝では、3連覇中のレバンガ北海道U18との対戦となり、王者に現時点での力差を見せつけられる形となりましたが、ベスト8から使用されるメインコートで初めて試合を行うことができました。

トップチームへの参加

B.LEAGUEがオフシーズンとなる夏休みの期間、U18からガードの松尾和、岩間龍駕(高校3年)、梶原悠真(高校2年)の3名がトップチームの練習に参加しました。前田健滋朗HCらトップチームのコーチの指導の下、野本大智選手ら岡田泰希選手らBリーガーたちと約1カ月半の期間、共に技術を磨きました。

高校バスケとの競い合い

インターハイ優勝校との競り合い

夏場に行われたSC CUP 2024では、直前にインターハイ優勝を果たした東山高校(京都)と対戦し、3Q制の変則ルールではありましたが、後半に梶原悠真選手の連続3Pが決まるなど、ドローに持ち込むことができました。東山高校も大舞台直後でベストメンバーではなかったものの、大きな自信となる試合となりました。この大会では全国大会の常連校とも多く対戦することができ、現状の立ち位置を知れる貴重な機会となりました。

日清食品リーグに初出場

高校バスケにリーグ戦文化を根付かせるために行われている「U18 日清食品リーグ」の「近畿ブロックリーグ」に、滋賀レイクスが推薦で初出場することになりました。
夏のSC CUPは公式戦ではなかったため、公式戦で高体連の全国常連の高校と同じ大会に出場する初めての機会となりました。
トップリーグではないものの、出場校はいずれもウインターカップ、またはインターハイ出場の強豪校ばかり。序盤は"部活"の強豪との差を痛感する試合が続きましたが、11月に天理高校(奈良)から初勝利を挙げ、次なるステップアップへ大きな手応えを得て大会を終えることができました。

ELITE LEAGUEで集大成を

12月より、飛躍の今シーズンを締めくくる「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE」の戦いが始まっています。西地区の滋賀レイクスは12月8日ホームの滋賀ダイハツアリーナで大会初戦を迎え、ファイティングイーグルス名古屋U18から"開幕勝利"を飾りました。

28日には富山グラウジーズU18とアウェーで対戦。1月末までに全5試合を戦います。今シーズンの集大成を見せようと意気込む滋賀レイクスU18の戦いも、トップチーム同様にご注目と、熱い応援をよろしくお願いいたします!