自分軸の人が持つ、固有結界。
書き終わって、「この話なんだろうな」と考えたんですが―。
この話は、僕らはみんな上級術者だという話。
今日は、つなキャン発の学生企画、大学生と社会人のオンライン交流イベントに社会人側で参加させてもらいました!
オンラインの場は手応えが感じられにくいので、終わった後の「参加してくれた人たちに満足感を得てもらえたかどうか」が(自信ないから)気になり過ぎて、帰路でふと感じたことをnoteにメモしておきたいと思います。笑
自分軸か、他人軸か
「あなたの社会人としての軸は何ですか?」というテーマがあって、自分の心地いい在り方として、自分軸か他人軸かって話になったんです。
僕は他人軸強めなので、自分以外の他の人がどうかが気になったりとか、利他性で動くことが多いです。それもあって、隣のバラは赤い的な感覚で、自分軸の人ってうらやましいなと思ったりしてた時期もあるんですけど、そんな自分軸について。
自分軸の人がどんなタイプか、ざっくり僕のイメージしておくと、「自分でやりたいことがある」「(他者評価は関係なく)自分の欲求に素直」「自分が楽しいかが重要」みたいな感じです。※ここはあまり重要ではないので、ざっくりで。
自分軸の人って、「その人だから許される」空気感を纏ってることが少なくないですよね。何か欠損(時間守れなかったり、人の名前覚えるの苦手だったり、興味ない話は聞いてなかったりw)があっても、そこが素敵な弱さになってて許されるみたいな!
自分軸が持つ固有結界
それって、『固有結界』を持ってるみたいな感じかなってふと思ったのです。『固有結界』はTYPE-MOON作品(Fate/stay nightとか)で使われてる用語で、
空想具現化の亜種。個と世界、空想と現実、内と外を入れ替え、現実世界を心の在り方で塗りつぶす魔術の最奥。
術者の心象風景で現実世界を塗りつぶし、内部の世界そのものを変えてしまう結界のこと。
(TYPE-MOON Wikiより)
ということみたいです。
遊戯王で言えばフィールド魔法、ナルトで言えば結界忍術みたいな。(固有結界の方が中二病っぽくて良かったので、そっち使いましたw)
固有結界の中では、現実世界の規範ではなく、結界を展開した人のペースやルールが適用されます。「あの人のペースに巻き込まれる」や「あの人だから許してしまう」みたいなことって、”あの人”が固有結界を展開してる状況にあって、その術中にはまってる(別に悪い意味じゃなく)ってことだよなぁと。
一方、他人軸の僕みたいな人は、自分の固有結界を展開するのではなく、相手の固有結界に適合して戦おうとすることの方が多いと思うんです。展開された固有結界の法則性や規範を見つけて、そのルールで勝ち筋のパズルを解き明かしていくイメージ。
固有結界への憧れ
本来はどっちがどういいかとかあまりないけど、僕が自分軸の人に憧れてたのは、そういう「固有結界を持ってる」特別性に含まれる中二病要素なんじゃないかなと。
固有結界の一例はこんな感じ。中二病っぽくてカッコいいですよね。笑
「何者かになりたい」自分探しは、そういう特別性に目線を奪われがち(自分が特別になることが何者かになれる唯一解だという焦燥感)だと思うので、僕も固有結界欲しかったんだなぁと。笑
結果的に、今の僕は、固有結界持ってるっていうよりは、他人の固有結界をサバイブしていく方に舵を切っちゃった感じします。
多分、固有結界はみんな持ってる
でも、多分ですけど、固有結界はけっこう誰でも持ってる気がします。(TYPE-MOONでは上級術者の一部が固有結界に辿り着いたわけですがw)
もっと言うと、自分軸の人でも固有結界を持っていない、他人軸の人でも固有結界を持っているパターンも多分あるなと思うので、あくまで自分軸の人の方が固有結界を持つことにたどり着きやすいんだろうなってくらいの推察と類型化だと思います。
ここでの固有結界は、自分がもつ「汎用性の高い規範外にあるその人固有の被許容範囲」すなわち「あの人だから許されるあの人特有の常識やルール」だと定義しました。とすると、自分が認識していない「他者から許されている」側面をフィードバックもらって認知してかき集めていくと、自分が持つ固有結界の輪郭や正体が分かってきそうな気もします。
合ってるかどうか分からないけど、僕がふと思ったことをつらつら書いた次第でした。Fateもそんなに詳しくないのにすみません。笑