
おかしさばかりが、政治なのか。
最近(でもないですが)、こんな漫画を読みました。
『恋と国会』西炯子
無駄な慣習に従う⁉政治はしない⁉
国会はおかしなことだらけ?
新人議員ふたりで日本を変えられるのか⁉
日に日におかしくなる我が国を舞台に繰り広げられる前代未聞の国会ラブコメ⁉
(第1巻裏表紙より)
与党の衆議院議員となった2人の主人公が、互いの信念のもと“政治家”を目指すラブコメです。
■山田一斗(25)
真っ向勝負が通用しない国会で
正面突破しかできない
元地下アイドル
■海藤福太郎(25)
政界の清濁あわせのんだ上で
父の地盤を引き継いだ
三代目世襲議員
ブラックボックス化している政治の世界に入ることになった山田一斗が、その一般人的な目線から「これっておかしくない?!」と、政治世界の慣習について疑問を投げかける物語です。
そのコントラストとして、世襲議員の海藤福太郎が存在しています。作者の西さんは、某2世議員をイメージしながら福太郎の設定を考えていたとのこと。笑
第7話では「委員会のさしかえ」が取り上げられています。
❝さしかえ❞とは
委員会で本来出席するべき人の代わりに出席すること
山田は、会議の内容も理解していない❝さしかえ❞の議員が、委員会での採決の1票を投じていることに「そんなズルがOKなの?」と疑問をもちますが、海藤は「それが民主主義だ」と、山田を一掃。そんな現実に、山田はモヤモヤを募らせるのです。
お仕事系漫画であり、社会派作品であり、ラブコメディである本作品では、何が起こってもおかしくない、嘘みたいなことばっかりが起こってしまう今の日本の政界がラブコメディタッチで描かれています。笑
政治描写について、もっと硬派な方がいいと言う人もいるかもですが、僕は面白く読めました。若者が政治に関心をもつ入口としても、僕は好きです。
あくまでラブコメであるというところが、大事なポイントだなと思いますw
さて、10月25日は岡山県知事の選挙です。
若者の投票率を上げよう!ということで、若者向けのプロモーションも盛り上がっています。
最近5回の岡山県知事選挙の投票率は、以下のとおりです。
平成12年 37.80%
平成16年 30.50%
平成20年 41.79%
平成24年 37.35%
平成28年 31.43%
出典:岡山市HP(https://www.city.okayama.jp/shisei/0000010963.html)
ちなみに、最近5回で最も投票率の高い平成20年は、
石井 正弘氏 368,095票
住宅 正人氏 310,677票
という接戦の結果だったようです。
今回は、どうなるのでしょうか・・・!
この4年間の県政を、県民目線で主観的に振り返るこんなアンケートもあります。
嗚呼、選挙に行こう。