【コラム】MBTIの意外な意味
こんばんは!今日もお疲れ様です。
今日で一週間も折り返しですね。あと二日、がんばりましょう!!
さて、今日のコラムでは最近大学生の間で話題の『MBTI』について書いてみようと思います。
私が感じたMBTIの意外な意味について書いていこうと思うので、もしよかったら読んでいってください。
そもそもMBTIって?
まず、MBTIという単語を初めて聞いたよ!という方に向けてざっくりと説明してみます。
MBTIというのはいってしまえば性格診断です。いくつかの質問(これが結構たくさんある)に答えると、16個のタイプに分けられ結果が出るというまあ至って普通な性格診断です。
一応リンク貼っておきます。
少し時間がかかりますが、気になる人はやってみてください。(ちなみに私はINTPというタイプでした。)
さて、このMBTIですが大学生の間では自分がどのタイプだったのか?という話題と、タイプ別の相性がどうだとか、どのタイプがモテるのか?とか笑
そんなありきたりな話題になることが多いですね。
でもよくよく考えてみると、このMBTIに意外な効果というか、意味があるんじゃないかって思えてきたのでそれを紹介します。
自分と相手の価値観は全く違うということ
結論、MBTIのおかげで自分と他人では全くタイプが違うのだ、ということをより明確に示してくれるため相手の立場を考えられるようになるというのがMBTIの意外な意味なのではないかと思います。
これだけでは少しわかりにくいので、もう少し詳しく説明してみます。
我々は(特に日本人は)周りの人間も自分も大体同じ、みたいな印象を持っていることが多いと思います。自分がおかしいと思うことは相手も同じように思っているはず、自分が好きなことは相手も好きなはずというように、悪気もなく知らず知らずのうちに相手と自分を同じような括りで考えてしまいがちです。
しかし、少し考えればわかるようにこれは全くもって間違っています。そもそも極論を言えば誰も同じではないため、それぞれ価値観や考え方は違って当たり前です。同じものを見ていてもそれをどう認識するのかはその人によって大きく変わります。
そのことをわかっているはずなのに、なぜか我々は自分が持っている物差しの尺度で相手のことを図ろうとしてしまいます。
それは我々がどこかで上で書いたようなことを思っているからです。
しかし、このMBTIというのはそれぞれのタイプの特徴を読むとわかりますが、それぞれのタイプが全く違った特徴を持ちます。さらに、その特徴をすごく明確に説明しているためより違いがわかりやすいです。
つまり、MBTIは我々に自分と相手は全く違う人間なのだということをとてもわかりやすく教えてくれる一つの機会ということです。もちろん、人間を16タイプに分類できるわけではもちろんありませんが、この場合むしろ簡略的に分けてくれているおかげで自分と相手の違いにスポットが当たりやすくなりました。
相手と自分は全く違う人間なんだという意識の前提
自分と他人は違うということをより明確に認識できるようになると、自らの価値観を押し付けたり、自分の価値観に合わないものをただ拒否・否定することを防げるようになります。
ちょくちょく起こるSNS上での炎上なども、まさに「自分と他人が違うということを受け入れられない」という問題ですね。
そこで、ただ誹謗中傷のような言葉を投稿する人になるか、相手のことは自分とは違うとしながらもリスペクトを持って接することができる人になるか。私は絶対に後者になりたいと思っています。
MBTIそのものの正確性は、まあ全く当てにならないでしょう。基本的に性格診断はほとんど意味がないということが言われていますし、一つのエンタメ程度として楽しむものでしょう。
でもそこで少しだけ俯瞰してみてみると今回書いたような意外な意味があることがわかりました。
本来の目的とは違う目的で楽しむのも、面白くていいですね。
ではまた。
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