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【コラム】 『量』と『質』どっちが大事??

こんばんは!!

いよいよゴールデンウィーク最終日ですね。みなさんはたのしいGWを過ごせたでしょうか??

ちなみに私はというと特に変わったイベントはなく、いつも通りエンジニアスクールの課題をやって、本を読んで、noteを書いているといういつも通りの生活です。

あ、でも今日は本屋さんに行ってきて、新しい本を調達してきました!!

また読んだら感想書きますね。

さて、今日はどんなコラムかというと『量と質』の問題について考えてみようと思います。この問題はいろいろなところで取り沙汰されていますが、まあ人によって結構結論はバラバラだし、元も子もないことを言えば『どっちも大切だ』ってことになるのですが、さすがにそれで終わってしまっては何も発展がないので、この問題はつまるところどういうことを問題にしているのか?というところまで立ち返って考えていこうと思います。


『量と質の問題』の本質

この量と質の問題はさまざまなところで取り上げられるが、大体の場合は我々人間が何かに自らのリソースを割く状況において考えられる問題です。

具体的に言えば勉強だったり、仕事だったり、何かしら自分が労力をかけるる場合が考えられますね。

ただこの質と量の問題は、よくよく考えると何について話しているのかがわからなくなってきます。そもそも『量』というのは何を持って『量』といっているのかわからないし、逆に『質』というのも一体どの程度までいくとここで言われている『質』の基準に達するのかよくわかりません。

また、この問題では『量』と『質』は同時に満たすことができないということが暗黙的に決定されていますが果たしてそれもそうなのでしょうか?その辺りについても考える必要がありそうです。

つまり、この問題を真剣に考えるにあたってまず我々がしなければならないのはこの『量と質』というのが実際のところどう定義されるのか?ということ、そして、そもそもこの二つは両立することはできないのか?を考えることです。そうしなければ一生この問題の革新には迫ることができません。

『量』とは何か?

まずは『量』について考えていきましょう。そもそも量という言葉は物理的な数の大きさを表します。つまり、とりあえずたくさんのリソース(例えば時間やお金など)を特定の目的のためにかけることを『量』の定義とすることができそうです。

まあ厳密なものではないですが、我々が普段使っている『量』よりはもう少しわかりやすくなっている気がします。

まとめるなら、とりあえず自分が持っているたくさんのリソースを特定のものに投下すると思っていれば大丈夫そうです。

『質』とは何か?

一方次は『質』について考えます。『質』というのはクオリティーのこと、つまり自分が投下するリソースがいかに効果的かどうか?ということだと定義できそうです。

この効果的というのは、つまり1のリソースでどれくらいのリターンが得られるかどうか?ということだと言えます。1のリソースで2のリターンが帰ってくるリソースよりも、1のリターンで5のリターンが帰ってくる方がそのリソースの質は高いと言えます。

まあ例え話ですけど、石油と石炭の燃料の質の違いを調べたときに、石油と石炭を同じ重さ燃やしてたくさん燃える方が『質のいい』燃料だと言えるというようなイメージを持って貰えばいいと思います。

質と量の共存はできるのか?

『量と質』を再定義できたところで、もう一つの疑問である『量と質は共存させることはできないのか?』ということについて考えてみます。

これを考える場合は、そもそもどうしてこの二つは共存できないとされているかを考えた方が早そうです。それを考えてみるとなんとなく我々の中に「量がたくさんあるものは質が悪く、逆に少ないものは質が高い」というイメージがあることがわかります。

100円ショップなどの『量』を重視するお店は「安かろう悪かろう」のイメージ(実際当てはまる部分も結構ある)がありますし、逆にブランドバックとか、ダイヤモンドのような宝飾品のように「数が少ない希少なもの=質の高いもの」と感じるのは我々にとって常識的な感覚だと思います。

ただ、こうして俯瞰してみてみるとこれは思いっきり経済学における需要と供給の関係性と同じに見えてきます。供給が多いと値段は下がり、供給が少ないと値段は高い。これはそのまま『リソースが多いと、その単位あたりの効果は低い、逆にリソースが少ないとその単位あたりの効果は高い』といいえ変えることができますよね。

ただ、これって実際そうなんですかね?投下リソースを増やすと、増えるにれて効果は逓減していくのでしょうか?私はここに少し疑問が残ります。むしろこのような場合においては量を上げると質が上がってくるという可能性も往々にあると思うのです。

どうすれば『量と質』を共存させられるのか?

さて、ここまでくるとじゃあどうすれば量と質を共存させられるのか?という問いに行き着きます。

まず、量と質を比べた時、量を増やすのは質を上げることよりは簡単だと言えそうです。量というのは増やしたということが目に見えてわかりやすいですし、強制的に増やすことが可能です。

なので問題は「質をどうやってあげるのか?」ということになります。質を上げるのはそうそう簡単ではありません。第一、質が上がっているということを体感するのが難しいですし、量のように強制的に上げることはできません。

私の経験で恐縮ですが、個人的には質を上げるには方法は二つしかないと今のところ思います。

一つはいきなり矛盾するようですが「とにかく量を増やしまくる」ことです。基本的に質が上がってきていると感じるためには色々実験して「どうすれば質を上げられるのか?」を自分で探すしかありません。

質を上げる方法は結構個人によって変わる気がするので、1番は自分に最適な方法を見つける方法です。

二つ目は「密度を上げる」ことです。この密度を上げるためにやって欲しいのは自分が調べていたり、やっていることで疑問が生まれたときにとにかくそれを地の果てまで調べてみて欲しいということです。

何かについて勉強していて、わからないところが出てきたときそのわからないことを調べるのは当たり前ですね。しかし、そのわからないことを調べているときにさらにわからないことや疑問に思うことがでてくることがありますよね。そういうときにそこをスルーしないでさらにそこを突っ込んで調べてみると学習の密度は上がっていくと思います。

もっとわかりやすく言えば、「細かいところまで詰めていく」意識と言えます。気になるところまで詰めに詰めていくと質は上がっていくと感じることが多いです。

つまり、どっちも大事

さてここまで色々細かいところまで考えてきましたが、量と質問題の結論は最初の通り『どっちも大切』です。その理由はこれまで述べてきた通りで、この二つは絶対に両立が可能です。

なのでまずやるべきは量と質どっちが大切かとか考えずにどっちも全力で頑張ることでしょう。

ではまた明日。

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