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社会人1年目でやっておくといいこと

こんにちは。株式会社LifeLabの志賀香織です。
最近、新卒の方と話す機会が多く、その時に必ず聞かれるのが「社会人1年目でしておいてよかったこと、しておいたらよかったと思うことはなんですか?」という質問です。

私の新卒1年目の時と今の時代の新卒1年目は、状況が多少違います。
もし私が今の時代の社会人1年目だったらどうするか?という観点で、私個人の意見を今日は書いてみます。

1:自分のキャリアを描く

入社すると、多くの企業は研修やOJTがあるかと思います。
数日の研修を経て現場配属になる会社もあれば、数ヶ月、長いところでは1年研修という会社もありますね。
研修期間やOJTの期間が長い会社に就職された方が陥りがちなのが、その期間中は自分のキャリアに関して受け身になることです。

 まず与えられたことをやろう
 今はまだ研修期間中だしな
 研修が終わって、現場配属になってから考えよう

そう思う気持ちはわかります。
ただ、20代の大事な時間はみんなに平等に与えられており、受け身で過ぎてしまったらもったいないなと思ってしまいます。

最近の社会人1年目の方と話すと、就職した会社にずっといるつもりなの?と聞くと、ほぼ99%の方はNoと答えます。
ただ、次のキャリアは明確なの?と聞くと、不明確な方がほとんどです。

自分のキャリアは誰も代わりに明確にしてくれません。
明確にする作業は、遅かれ早かれやる必要がでてきます。

30代になってから考え始める人もいれば、30歳手前に焦り出す人もいれば、社会人1年目から考える人もいます。
どのタイミングで考え始める人が、一番20代を充実させると思いますか?
限られた20代という時間をより有効的にするためにも、いち早く自分のキャリアに向き合う努力ができるといいなと思っています。

2:社外の人と交流を持つ

新卒で入社した会社は、働くってこういうもんなんだという自分の当たり前を作ります。少なくとも私は1社目の働き方が、働くということの当たり前になりました。

ちなみに私のリクルートでの新卒時代の当たり前はこんな感じでした。
 残業って何?(残業の概念がなかったです笑)
 22:00まで働くのが当たり前
 20:00に上がれたら奇跡、その後何でもできる!映画行こう!
 合コンは21:00スタート
 営業の数字は必達するもの!
 上下関係はあるけど、休日も遊んだりフラットで仲良し
 etc.

会社以外の方と交流を持つと、自分の会社の働き方が当たり前でないことに気づきます。
 定時会社の会社って存在するんだ
 アフター5を充実させてる人っているんだ
 仕事にやりがいを感じていない人っているんだ
 年功序列って本当にあるんだ
 会社以外で副業している人っているんだ
 不動産持ってる人っているんだ
 卒業と同時にフリーランスになる人っているんだ
 etc.

そうやって、働き方の視野が広がる(自分の働き方が全てではないと気づく)と、今の働き方でいいなと感じていること、不満に思うこと、変えたいこと、などを明確にすることができます。

与えられた環境に馴染んでいくのも大事です。
ただ、自分が本当はどうしたいか、どんな働き方が理想かに気づく作業も大切だと思います。

3:本を読む

社外の人と交流を持つことで視野を広げることはできますが、むやみやたらに広げるだけでは収集がつかなくなります。
そこで、同時並行で本を読むことをお勧めします。

本といっても何でもいいわけではなく、特に働き方や生き方について書いてある本を読むと、

 こういう働き方があるんだ、あの人はこの働き方をしているんだな
→今の自分はどうだろう?
 あの人が目指しているのはこの状態なのか
→自分にとっての理想はなんだろう?

と整理しながら自分のキャリアの理想の状態を明確にすることに役立ちます。
お勧め本はたくさんあるので別途書きますね!

4:会社の先輩、上司をよく見る

自分の理想のキャリアを明確にしながら、今の会社の先輩上司をよく見てみましょう。
先輩上司の姿は、その会社で勤め上げた場合の5年後、10年後のリアルな自分の姿です。

 この会社で昇進していったらどんな状態になる?
 この会社で結婚・出産したらどうだろう?
 イキイキしているかな?
 30代、40代、50代、どうだろう?

描いた理想の状態そのものであれば、その会社でそのままいきましょう!
理想そのものでなかったら、どこかのタイミングで変える必要がありますよね。
それはいつでしょうか?

5:方向性を決めて、一点集中する

理想の生き方やキャリアを明確にしたら、あとはどうやったらそうなれるか、ですね。

上記の通り、今の勤めている会社の先輩が描いた理想の状態そのものであれば、その会社の仕事に100%集中しましょう!

私の場合は、先輩の姿を見てなんか違うんだよなぁと感じていました。
そして、転職かなぁと漠然と思っていたところから、理想の生き方やキャリアを描いた時に、転職では叶わないことが明確になり、自分で稼ぐ力をつけるしかない!となりました。
ただ、そうなったときに、第一歩がわからなかったのです。

そんなときにやってよかったことは、理想の状態を達成している人を見つけて、その人から学ぶ、です。
これまでも営業で成績を残したいと思ったら、営業でMVPをとっている先輩の仕事をよく見て盗んできました。
スポーツの経験がある人は、上達したいと思った時に、コーチのいうことをしっかり聞いて実践したり、先輩やうまい人のフォームや練習メニューなどを真似てきた人は多いのではないでしょうか。

何をやるにしても、うまくいっている人のやってきたことを真似るのが王道だと思います。

そして、やると決めたら迷わず一点集中!!!!!
ぶれたらあかんです。

目指し始めるとこれでいいのか?と思うことはあります。
どの分野でも、成果を残すのは簡単ではありません。
負荷がかかります。
そんなときに、強制力のある場所であればぶれることもできないのですが、自分の決めたビジョンに向かうとなると言い訳、サボり癖、逃げ癖がでてきたりするんですよね〜

 そこまでやりたいことではないかも
 今のままでもいいかも
 ビジョンが曖昧になったかも

人って弱いです。
だから、どの分野でも成果を残す人は一部です。

ここでの分かれ道は、自分の生き方を決めることですね。
あなたはどんな生き方をしますか?

私もサボり癖もありますし、まだまだ弱いなぁと思うこともたくさんあります。
ただ、自分の人生に可能性を感じながら生きることと、描いたビジョンを実現するために努力し続けることは決めています。
どんな言い訳が出てきても、私は自分の決めた道を進み、成果を作るために努力し続けます。

そんな未来にワクワクしながら泥臭く努力している1人の大人の姿が、1人でも多くの人の希望になれたら嬉しいです!

あなたはどんな生き方をしますか?


長くなりましたが、もし私が今の時代の社会人1年目だったらどうするか?について書きました。
少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みくださりありがとうございます♪

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