高島ならではの魅力がいっぱい!高島楽しみ方が分かるツアー②
しがレポは、滋賀県各地の“くらし”と“仕事” を取材する移住体験プランです。地元愛と人脈に深い、地域コーディネーターがご案内!普通の観光では体験できない密度で、地域の魅力に出会えます。地元の人たちと囲む食事会が地域になじむカギ。
写真を撮るのが好きな人、文章を書くのが好きな人田舎暮らしに興味がある人に来てもらった、おためしステイのレポートです。
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実際に足を運んで、目で見て感じたかった
インターネットや旅情報誌などで情報を得る中、琵琶湖の近くに住んでみたいという漠然とした憧れを抱いていましたが、そもそも滋賀県へ行ったこともなかったので、どんな場所なのか実際に足を運んで、地域特性を自分の目で見てリアルを感じたい、というのが1番の思いでした!また、同じように移住を考えている人たちに出会って話を聞けるとても良い機会でもあり、自分とは異なる考え方や経験を知聞いてみたいなぁとも感じていました。
はじめてのBIWAKO。もはや、ほぼ海!
午前10時。安曇川駅に集合してから、最初に連れて行ってもらったのが、念願の琵琶湖!最初はスケジュールに琵琶湖へ行く予定は入っていなかったのですが、佐野さんが参加メンバーの要望を汲んでくださいました。本当にありがとうございます!知人から「琵琶湖はほぼ海だから」と聞いていましたが、噂どおりのな遥かな地平線でした。今日はちょっと濁ってる、と言われたけど、水も澄んでいてとてもキレイ。
コロナ禍で自炊にはまり、自分の体に取り入れるものへの関心が高まったのもあって、移住の第一条件は「キレイな水源があること」な私は静かに興奮。夏休みのこどもたちがボートや釣りなどのレジャーを楽しんでいて、地元の方々にとっての琵琶湖の在り方も見て感じることができました。
TAKASIMAポーズでみんなで撮った集合写真も学校の修学旅行みたいで、自由に出かけられないこんな時代だからこそ、より一層心に残る思い出になりました!
「かっこいい移住」を目指さなくてもいい。自分なりの移住を見つけたい。
今回お話を聞かせて頂いたのは、大阪から高島市に移住し古民家をセルフリノベーションしたカフェのオープンを予定されているご夫婦。特産品のアドベリーを栽培し、魅力的な製品をたくさん企画されている株式会社福月のみなさま。高島市森林組合で一級建築士の清水さん。
安曇川町の地域おこしの特産品として、試行錯誤を繰り返しながら栽培を成功させたアドベリー秘話や、実際に移住をされた方のリアルな想いを直接お伺いすることができました
もともと高島に住んでいる方が気づいていない魅力を他所から来た人が気づかせてくれたり、新しい地域の魅力をイチから作ろうと奮闘されていたり。アプローチの仕方は違えど、高島をもっと盛り上げたいという想いがみなさんを突き動かしているのだなと感じました。
移住を検討している自分にとって、“地方での働き方”が1番不安な点でもあり、自分はどうあるべきかを見出せないポイントでした。いろいろなセミナーで移住者の体験談を聞いていても、みんなやりたいことが明確で、何かすごいことを成し遂げなければいけないような、見えないけれど高いハードルを感じていたこともあって、自分の移住の動機ってめちゃくちゃ安易なのでは?と悩むこともあります。ただ、今回みなさんのお話を聞いて、どんな形であれその土地が好きな気持ちと、ほんのちょっとでも何か役に立ちたい気持ちを忘れずにいれば、何かしらの形で貢献できるチャンスはあるのかも!と前向きに考えられるようになりました。
都会では感じられない、人と人との繋がり
今回案内してくださった佐野さん、伊藤さん、中谷さんをはじめ、地元企業の方々からの貴重なお話を通して感じた高島での暮らしの魅力は、やっぱり人と人との繋がりでした。家を探すにしても、起業して仕事をはじめるにしても、大切なのは自己開示。まずは自分から地元の方々に歩み寄ってみること、これが何よりも1番大切みたいです。高島に限らず、どんな場所へ移住を決めたとしても活かしていける学びだと思いました。
田舎と都会、どちらの暮らしも経験がある自分にとって、縦に振った首が止まらないほどの納得感がありました(笑)繋がりが深まるからこそ大変なことももちろんあるけれど、それ以上に得られるありがたさや安心感、温かみは都会ではなかなか構築できない関係性だなと改めて痛感。どちらにもメリット・デメリットはあるけれど、自分にとって一番快適なのはどのくらいの繋がり具合なのか。そんなバランスを踏まえて自分の移住感を見つめ直すいいきっかけにもなりました。
ネットの情報では分からないこと
はじめての滋賀。はじめて知った高島市という場所。なにもかもが人生初の経験でしたが、「滋賀県ってこんな住みやすそうなんだ!」ってことが、現地の方々の表情や言葉の端々から感じ取ることができました。行きは名古屋から京都経由で時計回りにぐるり。帰りはローカル線で長浜・米原経由で帰ったので、これでほぼ滋賀県1周したようなものかな?
今度はほかのエリアにも足を運んでみたいと感じましたし、その際の大きな基準として今回の経験を活かせるかとも思います。やっぱりパソコンで調べる情報だけよりも、実際に自分の目で見た空気感のほうが何倍も感じること・考えることは多いです。今回たくさんの方々の協力のもとで体験させて頂いた貴重な経験を心に焼き付けて、移住を憧れで終わらせないように行動を続けていきたいと思います!
コーディネーターの佐野さんの高島への愛とキレイな水へのこだわり!
滋賀=琵琶湖というイメージが大きかったですが、湖西エリアの豊かな自然が綺麗な水を琵琶湖へ送っているのだと知ることができました。人が生きるのに水は超重要だと思うんです。豊かな水資源があるのは、やはり自分にとっても滋賀県のとても大きな魅力だと感じました!現地の方々に直接案内して頂けるのはとても貴重な機会だと思いますし、同じように移住を考える方々とお会いして2日間お話ができたのもとても嬉しかったです。
今はオンラインセミナーも充実しているので、色んな地方の情報を集めやすくなっていますが、いくつか候補を絞り込んだらやはり実際に足を運ぶのが早いかと思います。
滋賀県を候補にしているのであれば、ぜひ参加してみるのがおすすめです!
(30代・女性)