これまで積み重ねてきたことを忘れることなかれ
ハローワーク大津担当のキャリアコンサルタントの村川圭一です。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
大阪府の吉村知事にブーメランが刺さった話。
国会議員がわずか1日の在職で月額100万円の文書通信交通滞在費、いわゆる文通費を受けとれることに問題提議をしたはいいが、自分も衆議院議員時代に受け取っていたことが判明。
釈明せざるを得なくなったというニュース。
『吉村副代表「僕にとってブーメラン」 ”文通費”問題で自身も100万円受け取りが発覚 国会議員辞職時』
https://www.fnn.jp/articles/-/271100(FNNプライムオンライン)
ダサっ!
ツッコミどころや!と思ったときに過去に自分がやってたことを忘れちゃったんだろうな。
まあいつものことですけどね。維新の政治家が自分のことを棚に上げて他党を批判し(しかも野党なのに与党の自民党や公明党の批判ではないのが不思議)、ブーメランが返ってくる。
釈明で寄付するって言ってたけど(バレたからなんだろうな)、寄付先が自身や維新の政治家が代表を務める政治団体でないことを祈ります。
維新のこれまでの流れだとそうなりそうなので。
『維新の「身を切る改革」どこへ? 横行する文通費“移し替え”に専門家が違法性を指摘』https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/297445(日刊ゲンダイ)
それにしても最近の政治家の質が落ちてきていますね。
昔ならスキャンダル一発で辞任ということもありましたが、今はスキャンダルがいくつあっても居直って居座る。
国会議員はもちろんのこと、東京都議会議員にもそんなのがいるな。ホント嘆かわしい。
そのために公文書を隠蔽したり、改ざんしたり、破棄したり。表に出すときも黒塗りで隠してのり弁なんて揶揄される始末。
残すものは残しておかないと未来の人が困るっちゅうに。
歴史を改ざんしようとしている人にとっては関係のないことなのでしょうかね。
さてさて、そんな汚れた政治家の話はさておき、今回は応募書類についての話。
転職希望者にとって大切なのが履歴書と職務経歴書です。
これらにはこれまでの学歴や経歴などを記載する必要があります。
履歴書には詳しく書くことはできないかもしれませんが、職務経歴書には書けます。
とは言え詳しく書けばいいというものではありません。文章量が多いだけではダメなんです。
応募した企業や職種に活かせるであろう経験を優先度高めで書くべきなのです。
たとえ異業種異職種の経験であっても仕事の本質という部分では共通する部分が必ずあります。
そこを見出して記載してアピールする必要があるのです。
一人で見出すのに苦労しているのであれば、一度キャリアコンサルティングを受けに来られませんか?
ジョブ・カードを作成する必要はありますが(ジョブ・カードをたたき台にして職務経歴書を作成するのもおススメだったりします)、ジョブ・カードを拝見しながらあなたのお話をお伺いすることで、ともに見出していくという作業ができます。
他人の目なおかつキャリアの専門家の目を活用していただき、アピールポイントを見出すお手伝いができればと考えています。
あなたのキャリアにはアピールするべきポイントがないわけではなくて、見えてないだけ。なのかもしれません。
そしてその時に完成させたジョブ・カードは保存しておかれることをおすすめします。
これは私のもとへ来られた相談者の方へ必ずと言っていいくらいに伝えていることなのです。
履歴書・職務経歴書に書かれている内容はほぼほぼ過去のこと。これまでの経歴を書くものなのですから。
だけどジョブ・カードは経歴だけでなく書く人の興味関心や強み、将来の希望と取り組むことを記載します。
これらは現在から未来のこと。時間軸が違うんです。
なので書くタイミングによって内容が大きく変わることが大いにあります。
仕事に慣れてきて新たに興味や関心を持つことも出てくるだろうし、強みも生まれることでしょう。
一旦将来に希望することとして記載したことが実現していれば、新たに希望することが出てきて、取り組むことも変わるでしょう。
ね、大きく内容が変わりそうでしょ。
そして一旦作成したジョブ・カードをその際に見返してもらいたいんです。
この時はこんなことを考えていたんだなと振り返ると、自分の成長度合いなどが手に取るようにわかりますからね。
また壁にぶち当たったときなんかは改めて作成するつもりで考えを巡らせることで、取り組むことが見つかるでしょう。取り組むことが見つかれば行動できるので、壁を乗り越えることも可能になります。
是非とも我々キャリアコンサルタントを活用してください。
ハローワーク大津でお待ちしております。