相棒もついにSeason20だってよ
ハローワーク大津担当のキャリアコンサルタントの村川圭一です。
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日からテレビ朝日系列で人気ドラマの「相棒」が始まりました。
なんとシーズン20ですよ。各シーズンがおよそ半年にわたる放送だから、水谷豊さんはおよそ10年を相棒に捧げてる計算になります。
最初は2時間ドラマだったことと、劇場版などを含めると、それ以上か。すごいとしか言いようがないですね。最大の賛辞を贈りたいところです。
それを全部チェックしている私のことは誰もほめてくれないけれど。トホホ。
こんなに息の長いドラマって、いったい何が魅力なんだろう?
そんな風に考えてみると「相棒」の魅力の一つとして「常に変化しているところ」が挙げられると思うんですよ。
例えばキャスト。
現在の相棒である冠城亘は4代目の相棒。主要キャストをいじることって他のドラマではあまり見たことないんだよね。
例えば長く続いているドラマ。西村京太郎シリーズでは演じる俳優が変わっても十津川警部と亀井刑事というキャラクターは変わらですよね。
でも相棒シリーズはキャラクターも変えちゃってる。最初はどんな感じになるのだろうと思いながら見てますが、現在のコンビはおよそ7年。
もう7年経つのかと言うよりも7年しか経ってねえのかと思えるくらいしっくりきてるんだから、脚本を含めた作りがしっかりしてると言えると思います。
そして扱う事件も時代に合わせた事件が登場してきます。
最新話は前シーズンのラストからの続編となってましたが、事件は時の官房長官の主導によるITの申し子の暗殺事件。
ディープフェイクなどという言葉も出てきて、現代社会を反映していると言えます。
これまでの放送話では、貧困問題や無戸籍児童や家庭内DV。
日本社会が抱えている闇であり問題点をあぶりだしている武骨なドラマなんですよね。
もちろんコミカルでポップな話もあったりするので、そのバランス感覚も好きだなあ。
だけど変化していないところもあります。
それは主人公である杉下右京です。
とにかく彼はブレません。自分の中にある正義を貫くところ。たとえ国家の権力者であったとしても、忖度なんぞ全くしません。
故小野田官房長が言っていた「杉下の正義は暴走するよ」というのは権力者や警察組織にとってのものであり、一国民としてはもっとやれと言いたくなるところです。
そして興味関心に突き動かされているところ。
捜査権がなくとも、目を引く事件でなくとも、自分が気になった事件を捜査していく。それはただ真相が知りたいから。
私はそんな杉下右京を尊敬しています。
あんな生き方してえもんだよ。現実社会ではなかなか難しいところがあるんだけど。
もしあなたが立ち止まって考える時間があるなら(なかったらぜひとも作ってもらいたいくらい)、ぜひ考えてもらいたいです。
自分の人生の中で、周囲の環境のどんな変化に対して対応してきたのか?
そしてあなたの人生の中で大切にしていることは何か?どんなことに興味関心を持っているのか?
きっとこのことを考えてみると、あなた自身の強みが見つかるかもしれません。
あなたの柔軟さや。
そして経験してきたことに対して改めて感じるところもあるかもしれません。
そんなものを見つけたうえで先を見据えるというのはいかがでしょうか。
ジョブ・カードを作成すると上記のものが見つけやすくなると思います。これも作成するメリットだったりするんですよ。
特に将来のキャリアについてお悩みの方にはぜひともやってもらいたいですね。
我々キャリアコンサルタントが支援できることもあると思います。ぜひとも活用していただければと思います。
ハローワーク大津でお待ちしております。