おばけキャッチのカード内訳
みなさんはおばけキャッチのカード内訳を確認したことはありますか?
おばけキャッチは一見するとカード内訳に大きな偏りはないように見えますが、よく観察してみると実はちょっとしたルールやバラつきがあることがわかります。
今回はカードの基本的な内訳を始めとして、この角度から見るとカードの偏りを感じることができるよ、といったことを解説させていただきます。
少々マニアックではありますが、これを知っているのと知らないのでは勝率に影響してくると思います。
では見ていきましょう~!
とりあえず内訳の確認
まずカードの枚数と、それぞれ何を取るカードなのかの内訳です。
これに枚数の偏りはありません。
次に一致(色も形も同じカード)・不一致(一致のアイテムがない)のカードについて。
1/3が一致、2/3が不一致のカードです。
そして絵柄の種類と配色パターンについて。
以下のように10×6の60枚となっております。
カード一覧
では実際にカードの一覧を見ていきましょう。
色分けして並べた画像を作ってみましたのでご参照ください。
2つの細かい偏り
カード一覧を見て、細かい偏りがあるのに気付きましたか?
そんなドヤ顔で言うことでもないので、さっさと説明していきますね。
1.絵柄によって取るカードの偏りがある
例えばカード一覧の一番下、ねずみがビンを抱えている絵柄を見てみましょう。
この絵柄の内訳は「おばけが2枚、イスが1枚、ねずみが1枚、ビンが1枚、本が1枚」となっています。その上のねずみが本に体を預けて寝ている絵柄も同様ですね、おばけが1枚多いです。
更にその上のおばけの頭にネズミが乗っている絵柄だとどうでしょうか。
こっちはイスが1枚多い絵柄となっていることに気付くと思います。
そんな感じで、絵柄によって取るべきアイテムに偏りがあります。
この絵柄はおばけが多い…この絵柄はイスが多い…とすべてを覚えるのは大変だと思いますが、1~2柄に絞ってこの絵柄はこれが多い、と意識するだけでその絵柄の取得率が高まると思います。
2.配色の偏りがある
同じように配色にも若干の偏りがあります。
例えば最初に「おばけ」に着目してみましょう。
おばけは全カードの中に4絵柄×6で24回登場します。
この登場回数は全アイテム共通です。
ただ24回のうち、それぞれの色の出現回数を見るとその回数がバラけていることがわかります。
例えばおばけが24回出現する中で、おばけの色と取るべきアイテムの関係性は次のようになります。
灰色のおばけが最も多い7回、逆に緑色のおばけは一番少ない3回と出現回数が異なります。
そしてこの内訳を見れば、緑のおばけが出たときはねずみの確率が高いことがわかりますし、例えば序盤で緑のおばけでイスを取るカードが出たとすれば、それ以降みどりのおばけはねずみ確定のカードへ変わります。
次に、一致・不一致に着目した時は以下の通り。
緑のおばけが出たときは必ず「不一致」になることもわかりますね。
では以下に他のアイテムのデータを置いておきます。
いかがでしたでしょうか。
アイテムの色に着目すればある程度の偏りを感じることができたかなと思います。
もちろん考えすぎたり、カウンティングに重きを置くとシンプルに取りのスピードが遅くなってしまうと思います。
繰り返し刷り込んでいって、本番では無意識に手が動くようになると最高ですね。
僕もここら辺はまだまだです。
最後に3つ
・イスって呼んでたけど、もしかしたらソファだったかもしれない。
・手作業でカウントしてるので間違えてるとこあったら教えてください。
・おばけキャッチ大会は12/4開催です。
参加希望者の方は気軽にボードゲームカフェcoastのDMまでご連絡ください。
次は気が向いたらおばけキャッチのマインド編を書こうと思います。
またね。