親父との距離感
新幹線の中で益田ミリ著「お茶の時間」を読む。
両親がいる実家に帰った時のエピソードを読んで、取ったメモ↓
「息子もお父さんである自分と距離を取るようになるんだろうか。ウチの親父は今の自分とこの距離感で満足なんだろうか。これっぽっちの距離感で終わっていっていいんだろうか。。。
たった一人の父親として、息子の張り裂けそうな胸に寄り添えるような優しい父親になりたい。」
メモ取った後ポロポロポロポロ涙が出てきました。
自分の親父に対する感情と自分の息子に対する感情。
経営やら家族の事やら諸々、悩み倒していた頃。
生き方に苦労していた頃。
相談したいのは親だったけど、心配かけたくないとか色々考えてしまってどうしても話を切り出せなかった。
一人で立ち向かえたことはそれで良かったと思う反面、あの頃の自分は助けて欲しくて仕方がなかった。
僕はこれからも仕事第一の人生を生き続けるのかもしれない。
家族に時間を取れないのはうちの親父もそうだったから、なんとなく末路は想像できます。
息子は僕の事を嫌いにはならないけど、埋め合わない距離を感じながら生き続ける。
親父が死ぬ時、僕は後悔しそうな気がする。
僕が死ぬ時、息子を後悔させてしまうんじゃないか。
この二つの重みが同時に今の自分に襲いかかってきています。
親父と会える機会ももうそう多くはないだろうけど、できる限り話しをたくさんしようと思う。
息子にはこれからできる限り時間を使って愛を伝えようと思う。