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恋愛関係で唯一無二の存在になるための条件

何を隠そう私は欲深い女である。といっても物欲が強いわけではない。パートナーにとって圧倒的な存在でいたいという思いが強いのだ。

愛というなんとも掴みどころがないフワフワしたものに、どれだけ振り回され傷ついてきたことか数え上げればきりがない。

恋愛武勇伝や負け戦を語れば止まらなくなる私であるが、恋の戦いに挑んだからこそたどりついた真理がある。

それはなにか。勿体ぶらずに話そう。

「恋愛関係で唯一無二の存在になるための条件」を発見したのだ。


その条件とはアゲマンになることである。アゲマンって何?と知らない方に解説しておこう。

アゲマンはお饅頭ではなくて一緒にいる人の運を上昇させる人のことである。キャラクターでいうと座敷わらしみたいな存在。

あなたの周りにも座敷わらしはいないだろうか。

一緒にいると元気になる栄養ドリンクの様な人。新しい気づきを与えてくれ、視野を広げてくれる双眼鏡的人材。

そして何よりも側にいて欲しいと思うのは、沈んで落ち込んでいる時に引っ張り上げてくれる蜘蛛の糸的存在の人。

もしこんなあげまんがいたら、「絶対に離したくない」と誰しも思うだろう。

ではアゲマンになるにはどうすればいいのだろうか。それは自分自身が「運のいい人間になること」だ。

運は伝染する。私たちは周囲の行動を真似る傾向がり、近しい人たちの言動や思考習慣を知らず知らずのうちに取りこんでいくのだ。


ふと頭をよぎったのが、依存心の強い綺麗なだけが取り柄の女と付き合っていた知人のこと。

彼女と付き合い始めてから仕事が全くうまくいかなくなってしまったのだ。以前の彼とは違いネガティブな発言が増えた。それだけならまだしも、焦っているといいながら行動はそうみえない。

努力を放棄したようにしか思えなかった。悪いのは自分ではなく全て環境や他人のせい。
以前はそんな男ではなかったのに。

何を忠告しても右から左。一体全体何があったのか。救ってあげられないもどかしさを覚えた。

その後、彼は地獄の底に真っ逆さまに落ちていき、左遷という憂いきめに会ったのはいうまでもない。

今はもう彼とは連絡を取っていないのでどうしているか知らないし、会いたいとも思わない。

だって運の悪さをもらいたくないから。悪運は凄い勢いで伝染する。


なんという恐ろしいことだろう。運の悪い人と一緒にいると自分まで運が悪くなることもあるのだ。もしかして交友関係を見直すことも必要かもしれないと思ってみたりする。


「大袈裟なこといいやがって」と思った方もいるかもしれない。しかし運を侮るなかれ。

人生の8割が運や偶然が大きく左右されるといわれているのだ。運がいいということは人生半分勝ったようなものということになる。

この最強の運をおすそ分けできる人なんてそうそういるものじゃない。だからこそ唯一無二の存在になれるわけなのだ。

運がいいと自分だけでなく、周りの人たちにもお裾分けができ、しかもパートナーシップにおいても優位性を保てるわけで「コスパ最高ではないか」。と思うのだ。

だけど運をよくするにはどうすればいい?

運というとスピリチュアル的な感じもし、願えば手に入るとか得を積み重ねるといいと思う人もいるかもしれないが、そういうことではない。

実は運のいい人が持っている性格というものがある。

それは、外の世界に目を向ける外向性・新しいことを受け入れる開放性・自己コントロール能力が高い誠実性の3点

ほほう!なるほど。運がいいということは、チャンスを掴むということとイコールであるから確かにこの3つの性格はうなずける。

そういえばこの3要素を持っている友人を思い出した。彼女は好奇心旺盛でいつもアンテナを張っているから、次々と色んなチャンスや情報が舞い込んでくる。

しかもそれを独り占めにせず、みんなにお裾分けしてくれるので重宝がられ愛されている。

何よりも努力を努力ともみせない日々の頑張りをみていると、こちらも頑張ろうと思えてくるから不思議だ。


仕事がうまくいかない時も、それを飛躍のチャンスと捉え果敢に挑んでいく姿勢はあっぱれとしか言いようがない。

彼女のような人はチャンスの女神がのこのこ歩いているのに気づきやすい。

噂によるとこの女神、かなり個性的な髪形をしていて、どうやら前髪しかないらしい。すぐに見つけて捕まえないと、どこかに行ってしまうのだ。

運というチャンスの女神を捕まえられるかどうかは、つまるところ、どんな思考や行動習慣を持っているかである。今うまくいっていないのであれば、振り返ってみることが必要かもしれない。

過去の思考や行動習慣が今をつくっているわけで、そこを変えていくことがあげまんへの近道ではなかろうか。と思うのだ。

コスパ最高のあげまんを目指すべく日々精進していこうと思う今日この頃である。


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