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【展示会レビュー】マリー・クワント展

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今回はマリー・クワント展に遅ればせながら行ってきました。
平日の午後にもかかわらず、結構ヒトはいましたね。ブランドの人気が伺えました。

とはいっても全盛期は1960年代、オリジナル商品の生産からショップのオープンまで4〜5年くらいで駆け抜けていくスピード感は、今のスタートアップにも通じるところあるかと。

彼女の何がすごかったのか、それがわかる展示会になっていました。


展示の中身は、、


こちらは入って左側になる、撮影可能箇所のディスプレイ。マリー・クワントがはじまった当初の洋服たち。ブランドは1960年初頭に開始した。打ち出し方としては、「大衆でも手の届くプライスのファッション」。ちょっと昔のファストファッションの打ち出し方ですよね。

これには少し驚きました、時代は繰り返されるのかと。とはいってもその当時はラグジュアリーブランドしかなかった時代、その価格の下のラインなのでお高いのはそうなのだが、大衆でも手の届く価格としていたよう。

確かにおしゃれに敏感なヒトであれば飛びつくことは間違い無いかと。安くおしゃれできるなんてこの上ないですからね。

また、もう1つ躍進した要因として、1960年頃にイヴ・サンローランがパンツルックを発表して、その当時一大トレンドになったそう。その大衆の購買欲にもあやかれたのでは思いました。


路面店を構えてある程度認知を得たが、そこでブレーキをかけないところもすごいとこ。今度はブランドとのコラボやデパートとのコラボを手がけ始める。更なる自身の認知を大衆に広めていこうとするところは、時代性もあるかもしれないがリスペクトだな、と純粋に感じた。

やはり流れに乗っている時はブレーキかけずにどこまでいけるかを挑戦すべき。そんなことを感じさせてくれました。

イギリスでの認知を持ってアメリカに上陸、そして自身のアイコンである花を商標とりコスメやスキンケアにもライセンスとして参入していく。ライセンスは商標貸しなので儲かるのだが、クオリティーを見守ることできなかったりするので、ブランド棄損も起きる可能性がある諸刃の刃。売上は取れても中長期的にみると、ブランドイメージは廃れていずれ売上が減っていく。

なので、1990〜2000年代にはサンローランやディオール、グッチもライセンス契約は打ち切っている。

このライセンスが効果的だったのか、失敗だったのかは記載ないが、1970年代以降マリー・クワントは少しづつ失速していったのでは?とも思っている(展示にはそれがないのであくまでも推測)


出口にある写真。展示の中で一番かわいかった!

まとめ

とはいえ、一時代を築いたブランドの展示は参考になることばかり。写真を取れるものは、載せていただいてる箇所だけだが、ミニスカワンピースやシューズ、コスメの展示は中々見れる機会がないので、興味あるかたはぜひ訪れてみてください。


ここまで読んでいただきありがとうございました!

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