見出し画像

【本レビュー】超訳モンテーニュ 中庸の教え 大竹稽

こんにちは、シフクです。
アクセサリーブランド、Faciata(ファシアータ)を運営しながらフリーランスでアパレルブランドをお手伝いしています!


きっかけ

自分の悪い癖である、中身を選別しないで題名だけで本を持ち出してしまった。。
「旅の絵日記 平野レミ」を読んでいたが、ほんと日記でしかなく出来事が淡々と書いてある。読む分には申し分なく面白いのだけど、これをどう抽象化するかと言われると、どうもできそうな箇所がなさそうなので断念した。

代わりにkindle から探した1冊。

モンテーニュ、16世紀フランス生まれの思想家。日本でいうと戦国時代頃。
その頃フランスでは内乱が相次いでいて、その火消しに奔走していたそう。そんな現場での生きた経験をもとに「エセー」という本を書かれたそう。

この本では彼が書いた著作をもとに、174ものエッセンスを抽出している本になります。

ここからは、ボクが読んで気になったところをピックアップします。


023 自分にできる限り安い値段をつける

これは自分を安く見積もる、ってことではなく、自分自身を満たすために善い行いをするだけなので、周りに褒められようが貶されようが自分を取り乱す必要なんてないですよ、ということ。

仕事をしていると(特に会社に属してると)評価制度もあり、周りの評価ってとても気になる。自分がこうあるべきだと思ってやっても全く評価などされず、1 on 1の時にダメ出し食らったりする。

そんな時落ち込んだりするが、自分の指標というか方向性をしっかり持っていれば、会社の評価が低かろうが、周りの目が冷ややかだろうがそれは小さなことに過ぎないのだろうと。

なかなか会社に属しているとそのような考えを持つことは難しいかもしれない。

けどボク自身、個人事業主として働くようになり、自分がこうありたいと強く思うようになってから「自分自身を満たすために善い行いをする」ということを考えるようになったのでなんとなくわかる気がします。

自分自身のためにと思わないと、自分が何のためにこんなに苦しい思いをして生きているかがわからなくなってしまうのでは、とも思います。

僕は自分がこうありたいと考えたきっかけはフリーになるタイミングでしたが、あなたはいつそんなこと考えたことありますか?


041 病気になっても平気で生活をする

病気したっていつもと同じに暮らせばいい、らしい。

よっぽど無理な時は体を労った方がいいとは思う。だけど、熱もなく、少々体がだるいとか頭が痛いとか普段の生活をしてもさほど影響ないときは、通常通りの生活をした方がいいとは、ボクも思う。

実際体がしんどくても、寝たら大体リセットされる、と思っています。

最近は花粉がきつくて頭が朦朧としたり、喉がイガイガしたりと不快を感じることも多いです。けど特に薬飲んで改善もしないし、多少はだるいが気にせず日常生活をしています。

病は気からというのは本当にあるので、病気と思ってもそこに鈍感力を働かせるのもいいかもしれないです。


自分の無知を知る

これ、言葉で見ると簡単なように見えるのだけど、なかなかに難しいものだと。

自分の中には凝り固まった既成概念というものがあり、何かを考えたり判断するときにどうしても、それが公平な判断をするにあたって邪魔をしてくる。

また、自分に驕っていたりとかして、自分自身に酔ってしまっていると尚更だ。

これをどうやって体現することができるのか、ボクはまだ全然理解できていないのだが、これはどうだろうと思うことがあって。それは他人の意見を素直に受け入れるということです。

自分の中にこりかた溜まった既成概念があると、たとえ正しい意見を忠告されていてもそれに気づくことすらできないのです。これは本当に勿体無い。

あとは、極端な話、周りに委ねて自分の意見を持たないようにする、っていうのも1つの手段になるかもしれないです。

他者を知る前に自分をよく知ることで周りからの支援や忠告を受け入れることが初めてできるのではと思いました。しかし難しい。。


まとめ

このほかにも色々書かれているが、人間としてどうゆうふうに生きたらストレスなく生きれるかが書かれいる気がしました。しかし、このようなことって昔も今も書かれていることはほんと変わらんなあと。真髄は昔からわかっているのにそれがなかなかできない、ほんと難しいのだなあと感じました。

最後に告知

です。
ぼくが運営しているアクセサリーブランドのWEBサイトはこちらです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?