一人でできることなんて何もなかった
良い話をするつもりは全くない。
至極当然な話をしようと思う。
40代にして再びピアニストになった話↓
発表会の話↓
発表会
シューマン ノベレッテン 1番↓
ピアノの発表会の前日、
美味しいものを食べて心と体を満たそうと、
エイミーさんの美味しい塩豚とキムチを頼んでおいた。塩豚を切って焼いて、シソキムチと共にレタスで巻いて食べるのだ。
作った人のパワーをもらう、これが食事の醍醐味。
コロナで観客を入れることができず、誰も招待できなかったのだが、ある友人が発表会といえばお花でしょ、とプレゼントしてくれた。お花ってもらうとすごく嬉しいよね、なんてパワーなんだろ。
お花のパワーもあるし、くれた人の頑張ってねっていうエネルギーを感じる。
しかもこの日の衣装にとっても映える色。
ワンピースは shifuku の古着。
中東の男性が着るやつ。日本の女性が着たら良い感じやーんって思って仕入れたやつ。
色々試着しまくって、夫と決めた。
土曜日なのに、行ってらっしゃいと快く送り出してくれる夫。
勿論ありがたいけど、そもそもそういう人じゃなきゃ私は結婚してないと思う。
そしてご近所のアナベルさんで買ったブローチ。西別府商店/はいいろオオカミさんのもの。
発表会にでると決めてからすぐにこの作家さんの展示があって、まだ何を着るかも決めてないのにブローチを先に決めるとゆー。逆にこのブローチに会う服を探そうと思ったくらい。
それまでブローチに興味はあったが、どんな時につければよいのかなって思ってた私にアナベルのイサさんが言った
ブローチってちょっと特別な日につけたいもので、自分にも相手にも敬意を表するものだよね
的な発言により、秒で「買います」となる私。
これはユーカリでできている。(他にもミモザやら色んな種類がある)箱に入っているのだが、あけるとユーカリの香りがするのだ。5月の新緑の季節にピッタリよのぉと思ってこの日のために買っておいた。
何にお金を使うかって、自分がそこにどれだけ意識を持って居るのかってこと。無くても生きていけるものにお金を出すときにわたしは心の豊かさを感じる。それはその場を楽しもうという気持ちだから。
ピアノのレッスンはマンツーマンだから、ほかの生徒さんと会うことはない。だから知らない人だらけだと思っていたら、 shifuku で買い物をしてくれた人が生徒さんの中にいた!世間は狭い。
その人がいてくれたおかげで、リハや本番の前後、お昼ご飯の時など互いに励まし合うことができてどんなに心強かったことか。
小さな子たちがメロディを歌いながら弾く姿とか
親子で連弾やアンサンブルを演奏する姿とか
老若男女、全ての人が自分が弾きたい曲を弾いている姿とか見てたら、
朝9時から夕方の5時まで、最初は長いなあと思ってたけど、終わってみたらあっという間すぎた。
支え支えられてるなあと。
でもほんとに、そんなこと当たり前なのだけど。
風が吹けば桶屋が儲かる。
この世のものは全てがつながってる。
わたしはあなたであなたはわたし。
わたしがすることは誰かに影響し、
誰かがやることはわたしに影響する。
当たり前のこと。
みんな一人ひとりがやりたいことをやってれば、
自分と周りの大切な人との人生を生きることに集中してれば結果的に世界平和につながる。
当たり前のこと。
私たちは体感するためにこの身体をもって生まれてきてるのだからこの身体を、脳みそを、感覚を使って、楽しんだり悲しんだりすることを繰り返す、それが人生。
沢山の偶然が重なって地球が、人間ができて、たまたま私たちは生きている。こんなラッキーなことあるかな。
色んなことをすると色んな人に会える。
視界がガバッと広がる。これは自分の人生という長い長いお芝居なんだと思いだす。お芝居は山あり谷ありじゃなくちゃね。
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