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ナイキエアジョーダンの映画
ブラウン管のTV
VHS
パソコンが黒画面に緑の字
電話の受話器
謎のポータブルゲーム機
角ばった昔のアメ車
ポロシャツにチノパン
ソバージュにくっきりはっきりメイク
オープニングだけでも素敵すぎて瞳孔が開きまくり。
ファッションも音楽もほんとにかっこよくて、昔のアメリカに没入できて幸せだった。
アメリカ人にしか作れない映画だなあ。
コンバースとアディダスとナイキの戦いの結果はわかっていても、最後までハラハラしたし、
決まった時には本当に、不覚にも、泣きそうになった。
え、こんな感動する映画だったのか。
私が見たかったというよりは、靴好きの夫が観たいだろうと思い、とりあえず一緒に見に行っただけなので、事前学習を一切してなかったから、ドキュメンタリーだよねくらいに思って映画館に行ったら、主人公はマットデイモンだし、監督はベンアフレックだし、それだけでもなんか面白そう!
ナイキの社員である主人公と
その上司と部長
ナイキのシューズデザイナー
ナイキの社長
この四人のおじさんたちがすごいのなんのって。
最初は否定的だったのに段々と力を合わせていく感じがテンポよく、誰が欠けてもこの結果にならなかったであろう、最初から最後までずっとずっと面白かった。
おじさんたちもすごいが、結局一番すごかったのはジョーダンの母ちゃんだ。何がってのは言わないけど。
仕組みを作ることができる人が全てを制するんだね。
帰りにナイキに入って、変な配色のエアマックスがあったから思わず買っちゃったもんね。それだけわたしにとっては最高だったってこと。
袋を持ってないのに、要りませんと答え、
小脇にNIKEとデカデカと書かれた靴箱を持って見せびらかしながら帰宅したよ。
この映画をみて、私は4人のおじさんとジョーダンの両親に「粋」を感じました。タイムスリップして6人に言いたい。
おまえさん、粋だねえ。
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